資本主義などありません。
共産主義に対して資本主義と名付けたに過ぎません。
１９世紀、「資本論」を書いたのは、カール・マルクスで、資本主義社会の経済的運動法則を明らかにし、 社会主義革命の必然性を経済学的に証明しようとしました。
社会主義というのは、共産主義社会の一段階を言います。
社民党初め、多くの政党が、社会主義と共産主義を混同しています。
社民党に社会主義と言われても、クエスチョンマークです。
社民党に主義を語られては、世界が迷惑します。
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資本主義が正しく、共産主義が悪であり、誤りであると、アメリカ様様の日本会議の国会議員達は言います。
共産圏以外の国は、資本主義は正しいと言います。
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資本を基にした経済体制は、自然発生的なもので、土地を主体とした所有では満足出来ない人達は、物とお金の独占を目差しました。
彼らが言う程、立派な経済体制ではなく、お金が欲しいだけの欲張り制度、それが資本主義です。
資本主義国家が増え、お金と物だけが良し悪しの尺度になっています。
資本主義とはそういうものですから、当たり前です。
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お金が貯まった、お金がない人がいる、お金を貸す、利息を取る、お金は増える。
そのお金をもっと増やしたい、土地を買っても、他に土地を買うだけのお金のある人がいなければ、土地自体の価格が上がる訳ではない。
土地を買うだけ買い大地主となり、人を雇いました。
雇われる側と、雇う側が生まれます。
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家族の衣服を作ることは、個人個人が行っていましたが、資本を元に工場を作り、工員を雇って糸を紡ぎ、布を織り、それはやがて機械化され、資本家は、１の資本で２の利益を上げ続けることが出来るということを証明しました。
資本主義などその程度のもので、「お金さえ儲かれば良い」、と彼らが考えてしまうのも無理のない話です。
どうすればお金が効率的に儲かるか ？」、をひたすら今日まで考え続けている、それが資本主義です。
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其処には何もありません。
欲望がのさばり、欲望が欲望を呼び込みます。
悪徳の栄えです。
これなくして、資本主義は成立しません。
チャイナネットの最近の記事の悪徳の栄え振りを見て下さい。
女子高校生のあられもない姿を写しては、写真家を紹介しています。
誰でも写すことの出来る写真で、読者を呼び込むことを目的としているのか？と驚いてしまいます。
欲望の入口に立っているCHINAを実に上手くNETに表してくれています。
それでCHINANETと名付けたのでしょう。
人の欲望を駆り立てること、それが資本主義の目的です。
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お金を儲けるにはどうすれば良いか？
これは簡単なことです。
お金を儲けるには、儲けないという心がけを持つことです。
しかし、「資本主義国家が最高！」と叫ぶ人々には、このことを理解出来る人がいません。 お金がお金を産み続ける、そのことだけに面白味を感じる人は、事業に失敗します。
１００円のお金を１０００円に増やしたい、そう思う人も事業に失敗します。
９００円の利益をどう配分すれば、次の９００円を生み出す為の資本と成り得るかを考えなければなりません。
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儲けないことは、資本家の面白みです。
お金は買って売るの繰り返しです。
それだけで儲かることに満足出来る人は、事業家には向きません。
儲けないこと、自分一人が裕福になることを目差さないことを考えることが大切です。
１０人が１００円ずつ儲けることが大切で、一人の資本家が９００円独占しても、それはやがて自分の首を絞めることにしかなりません。
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ここまで単純ではありませんが、それが共産主義の入口ではないかと思います。
１０００円のお金が流通しています。
全員が１００円手にしています。
それぞれ欲しい物があります。
１０円使います。
１０日後にはお金がなくなります。
お金がなくなる前に、お金を手にしなければなりません。
１０人が１００円ずつ持っている場合、お金を手に入れる方法は１０通りあります。
その内の一人が９０円を資本として事業を起こすことも出来ます。
しかし、一人が９００円を独占し、９人が１０円しか持たない状態では、誰も何も買わず、誰も次のお金を手にする手段が見つかりません。
ですからお金は滞り、労働にありつけず、集団自体が滅びます。
独占している一人が次の事業を起こしても、労働者にお金が渡らないのでは、 労働者を雇用出来ません。
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極端に言えばそういうお話です。
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日本は、欲張りの国家です。
その一番良い例がトヨタです。
「一兆円を越える利益」だと言っては、メディアに書かせました。
私は、「不思議な会社だ」と思いました。
儲けが一兆円あるのなら、
何故、車の価格を下げないのか？
何故、一兆円の儲けであることを大きな声で言えるのか？
何故、非正規雇用を正規雇用に切り替えないのか？
何故、一兆円の儲けを出す企業体質は、異常であると何故気付かないのか？
何故、 日本政府は一兆円の利益を出す会社に対して、労働条件の改善を迫らないのか？
・「一兆円を越える利益」だと言っては、メディアに書かせました。
私は、「不思議な会社だ」と思いました。
儲けが一兆円あるのなら、
何故、車の価格を下げないのか？
何故、一兆円の儲けであることを大きな声で言えるのか？
何故、非正規雇用を正規雇用に切り替えないのか？
何故、一兆円の儲けを出す企業体質は、異常であると何故気付かないのか？
何故、 日本政府は一兆円の利益を出す会社に対して、労働条件の改善を迫らないのか？
そういう体質の会社トヨタですから、文部科学省と共に、BMI人体実験を行っています。
やがてトヨタは消えます。
そしてブリジストンタイヤ、鳩山由紀夫、邦男が消えます。
資本主義国家は、ベルリンの壁を壊さない限り前途真っ暗でした。
現在、中国を資本主義国家に組み入れ、共産党を倒すことを目的とする、様々な行動を起こしています。
仮に中国が資本主義国家そのものになったとしても、資本主義には限界があります。
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資源の枯渇化と天候異変、環境の悪化は避けられません。
やがて資本主義に終わりが来ます。
資本主義が欲し要する欲望は、求めるだけで、制御することを知りません。
次から次から儲け話が持ち上がり、止めることが出来ない、立ち止まることが出来ません。
まるで日本の国家予算の配分と成立過程の機械的動きを見ている様です。
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１９歳の時に「資本論」を買いました。
しかし、「なんだこれ？」と思いました。
難しくてさっぱり分かりませんでしたから、それっきり読んでいません。
今も私はその「資本論」を持っています。
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資本主義国家が行き詰まる日の為に、カールマルクスが書き残した本なのかも知れません。
社会主義革命は成功したとは言えなかったでしょうが、資本主義国家が緩やかに社会主義体制に移行する必要性に迫られているのではないかと思うことがあります。
中国が世界経済の中核となりつつあることは、それを示唆しています。
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数ヶ月前、土地の個人所有に歯止めをかける法律を中国が発表しました。
私は「さすが」と驚きました。
問題が深刻化する前に法を整備し、その結果を見極め、研究者達にデータを渡し、改革を進めようとしている中国共産党は、国家と国民の為に機能する政党ということが出来ます。
このように国民の幸福と富の分配の為に大学を使うのであれば、おそらく日本の大学も活気付くでしょう。
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今後も中国経済と周辺諸国の平和の維持が求められ、やがて、世界の平和が世界の幸福となります。
世界が平和でさえあれば、地球の日々は穏やかに流れ、私達人間は、より多くの人々が幸福である為に何を必要としているか？を考えることが出来ます。
会社であれば、儲けないこと、その為にすべきことは何か？を考えれば、事業は成功し、会社は社員に支えられ、社員は会社を支えているという幸福に満ち足りることが出来ます。
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21:28 2011/01/02日曜日
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ここから下は、１月５日水曜日の夜に書きました。
トヨタは一兆円儲かったと言いながら、
何故、非正規雇用を正規雇用に切り替えなかったのか？
とこの記事に書きました。
「トヨタ、派遣４００人を正社員化へ 事務系で急募」中国のＮＥＴニュースがあります。
何処の国のことか、書いてありません。
私の言うとおりに経営者が動くと、日本の企業の明日が少しだけ明るくなります。
しかし、ＢＭＩに関してトヨタが行っていることを世界が知ったら、トヨタは倒産します。
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21:28 2011/01/02日曜日
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