遠い青
留まる枝
棲む軒下
すずめは何処に行ったのだろう
春にもいない
夏にも鳴かず
冬にもいない
雪の上
赤い実を食べていた
遠い日
近い人
受け留める不在
分かれのほか対した絵は埋もれ
歩かない道
雪が積る
人の形に
雪が降る
雪の中に立ち
一人の身に
雪が降り
雪が降り
埋もれる
うもれよう
遠い空
青い海の向こう
あなたはいた
透きとおったこころがあり
装い秘める思いがないのなら
あなたの傍らに座ったでしょう
あなたは傍らに座ったでしょう
21:29 2010/12/31金曜日
Good-bye to All That ⅩⅣ Robert Graves 成田悦子訳
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ⅩⅣ夏の進行と共に爆弾の新しいタイプや塹壕‐迫撃砲、より強烈な砲撃、改良されたガス‐マスク、規律の全般的強化がやって来た。僕達は新隊の第一大隊と合流し、比べてみると案山子のように思えた。僕達の大隊はカムブランやキュアンシ塹壕から出て行った、ベチューヌの兵士宿舎や隣接する村々共々。この時まで僕は第一分割の悲観論を...
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