遠い青
留まる枝
棲む軒下
すずめは何処に行ったのだろう
春にもいない
夏にも鳴かず
冬にもいない
雪の上
赤い実を食べていた
遠い日
近い人
受け留める不在
分かれのほか対した絵は埋もれ
歩かない道
雪が積る
人の形に
雪が降る
雪の中に立ち
一人の身に
雪が降り
雪が降り
埋もれる
うもれよう
遠い空
青い海の向こう
あなたはいた
透きとおったこころがあり
装い秘める思いがないのなら
あなたの傍らに座ったでしょう
あなたは傍らに座ったでしょう
21:29 2010/12/31金曜日
Good-bye to All That Robert Graves 成田悦子訳
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Ⅻ1916に、負傷後ハーレックで休暇中、フランスでの僕の最初の数ヶ月の清算を始めた。愚かにも小説のようにそれを書きはしたが、僕は今それを歴史書に書き換えなければならない。ここに構成し直した章がある。
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