やかましい俗世
おしのけて白紙に
這うごとすり減る膝小僧
月の光は冴え
溢れるばかりの星の夜
撫でるごとに疵口が開いて
しようもなく
開いて
泣くまい
縮かんだ指
稚拙な文字を書く
恥ずかしく思うペンの軌跡は
乱れ流れて
しようもなく
笑う
生まれ付き熟さない果実
手の平に乗せて熱い
床に落ちるのは視線
転げて
しようもなく
笑い転げて
生まれ付き熟したくない純情
こしらえて燃やす
生まれた家
損なわれ断ち切る
育った家
しようもなく
今年も暮れて
途方に暮れて
笑う
22:00 2010/12/26日曜日
Good-bye to All That Robert Graves 成田悦子訳
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