やかましい俗世
おしのけて白紙に
這うごとすり減る膝小僧
月の光は冴え
溢れるばかりの星の夜
撫でるごとに疵口が開いて
しようもなく
開いて
泣くまい
縮かんだ指
稚拙な文字を書く
恥ずかしく思うペンの軌跡は
乱れ流れて
しようもなく
笑う
生まれ付き熟さない果実
手の平に乗せて熱い
床に落ちるのは視線
転げて
しようもなく
笑い転げて
生まれ付き熟したくない純情
こしらえて燃やす
生まれた家
損なわれ断ち切る
育った家
しようもなく
今年も暮れて
途方に暮れて
笑う
22:00 2010/12/26日曜日
Good-bye to All That Robert Graves 成田悦子訳
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王室ウェルシュはその上ーミンデン六連隊の一つだった、彼らは彼ら自身の兵力をもって何度も何度も騎兵隊の本体に突撃し、場外にそれを追い遣るという前例のない偉業を成し遂げた。アメリカ独立戦争においてはヨークタウンでの降伏さえ、その連隊の一方的な完敗が不名誉と報告されるはずはなかった。海軍は陸軍を意気消沈させて来た;そし...
1 日前