壁の白に夕べが滲み
とげのある花を
手折(たお)っては
言いくるめ
束ねて
結って
庭先に日が暮れる
巷(ちまた)はくどくど煩わしい
曲りくねった道に
回りくどい赤縄(せきじょう)
いっそ一思いに
情けごころなく退け
ひなたぼっこ
美しい模様
窓の外 空の夕べ
忘れられないひともなく
忘れたい憂えもなく
忘れることの意味も忘れ
21:46 2010/12/28火曜日
Good-bye to All That ⅩⅣ Robert Graves 成田悦子訳
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ⅩⅣ夏の進行と共に爆弾の新しいタイプや塹壕‐迫撃砲、より強烈な砲撃、改良されたガス‐マスク、規律の全般的強化がやって来た。僕達は新隊の第一大隊と合流し、比べてみると案山子のように思えた。僕達の大隊はカムブランやキュアンシ塹壕から出て行った、ベチューヌの兵士宿舎や隣接する村々共々。この時まで僕は第一分割の悲観論を...
3 週間前