大宰(おほ みこともち)とは、地方行政上重要な地域に置かれ、数ヶ国程度の地域を統治する役職で、地方行政長官のようなものです。
大宝律令(701年)によって、九州の大宰府は政府機関として確立しました。
大宰府から20Km北の博多(福岡市)は大宰府の外港として発達しました。
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玄界灘は、九州の北西部の海域で、大陸棚が広がり、対馬海流の流れる世界有数の漁場です。
南側は水深200m以上の大陸棚で、南西から北東に向かって対馬海は流れています。
新生代になってから日本列島の原型が形成された頃は、日本海は巨大な湖だったという説があります。
その当時は朝鮮半島と陸続きであり、第四紀の頃に玄界灘にあたる海域が形成されたとされています。
九州・山口沿岸部の気候は温暖で、冬は日本海側気候の特徴が現れます。
北西の季節風と対馬海流の影響で雲が発生するために曇天の日が多く、沿岸部に雨・雪を降らせることもあります。
対馬海流は、黒潮系の水塊と、東中国海の沿岸水が混ざり合った海水が対馬海峡を通って日本海に流入する暖流です。
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博多は朝鮮半島、中国大陸に近く、この地を制する大名は、対外貿易で確実に富を得ることが出来ました。
ですから、大名による争いが絶えない地でした、
住民は1万戸余り、大名は大友・少弐・大内など。
南蛮、琉球の船が集まり、商業に従事している住民が多かったそうです。
朝鮮に行く者は博多の人間が一番多く、この地を中心に朝鮮半島との混血が進みました。
博多は、貿易の基地でした。
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私の小学校の修学旅行は、博多でした。
私は年子の兄弟がいて、いつも頼ってばかりの甘えん坊でしたから、自分が何処にいるのかも考えない空気のようにいないような、しかし存在感のあり過ぎる女の子でした。
何と何がこんがらがっているかと言いますと、看護学校の白浜旅行と小学校の修学旅行の博多の旅行が一緒になってしまって、いい加減な記憶しかありません。
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堺は、摂津・河内・和泉の境界にある為にその地名が生まれたと言います。
堺の支配者は、大内氏から細川氏に替わりました。
堺の商人が遣明船と関係を持ったのは、第十二次遣明船帰国の時で、応仁の乱で遣明船帰港地の兵庫港と瀬戸内海が大内氏に制圧されて使えなかった為に、九州南端から土佐沖を通って堺に入港しました。
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第十三次遣明船から、堺の請負商人は三隻の船で遣明船団で日明貿易に出発しました。
抽分銭による請負でした。
抽分銭による請負というのは、出港の前、抽分銭を予想し、船が帰港した時の貨物評価額の十分の一を経営者に納入する方法です。
第十三次遣明船は四国の南岸、九州南岸、五島列島(長崎の西A)を通って淅江寧波に向かいました。
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中国との貿易は、日本に莫大な利益を齎しています。
それは過去も現在も未来も変わりません。
争うことの中に経済があると考えるのは、死の商人だけです。
死の商人が私達人間に贈る品は、人間の屍と絶望だけです。
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私は今日お買い物に行きました。
古本屋に寄ると、世界文化社の日本の歴史や、集英社の図説日本の歴史などがありましたので、買いました。
今日の記事はそれを読ませて頂き、Wikipediaなども参考にしてまとめました。
私がしたいことは、私自身が解釈する中国と日本の交流の歴史です。
100の記述があっても、私が使うのは1です。
なぜならば、他の99は交流ではなく、排他、阻害、卑下、卑屈だからです。
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日本は小さな国です。
小さな国は小さな国として生きれば良いことです。
大きな横暴の国アメリカの奴隷、お金の奴隷になってはいけません。
毅然として自立した日本が今後築かれることを望みます。
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アメリカも大事です、しかし中国は近い国で、日本の文化の源は中国大陸です。
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21:29 2010/10/11月曜日
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北朝鮮の金正日総書記は中国共産党の周永康政治局常務委員と会談しました。
金総書記は「わたしは、彼ら(党の若い世代)に中国(改革・開放)の経験を手本として真剣に学ぶよう求めている」・・党の若い世代というのは、金正恩党中央軍事委員会副委員長だと思います。
中国は世界が相手にしない国家を大切にします。
北朝鮮と言えば、「悪の枢軸」と言った言葉しか思い浮かびません。
しかし、人が住んでいる国ですから、人のすることをしているだけの国でしかありません。
私達はそう思わせられていることが多いように感じます。
国家も人も色眼鏡で見ないことが大事です。
北朝鮮が発展することを望みます。
金総書記は「わたしは、彼ら(党の若い世代)に中国(改革・開放)の経験を手本として真剣に学ぶよう求めている」・・党の若い世代というのは、金正恩党中央軍事委員会副委員長だと思います。
中国は世界が相手にしない国家を大切にします。
北朝鮮と言えば、「悪の枢軸」と言った言葉しか思い浮かびません。
しかし、人が住んでいる国ですから、人のすることをしているだけの国でしかありません。
私達はそう思わせられていることが多いように感じます。
国家も人も色眼鏡で見ないことが大事です。
北朝鮮が発展することを望みます。