幸福なんて知らないしな
幸福なんて知らないしな
幸福なんていらないしな
幸福なんて見えないしな
幸福なんて皿の上のカステラみたい
アンテナに鳥が止まる
空はねずみ色
捲った本に「宿命」と書いてある
幸福なんて知らないしな
幸福なんて欲しいかな
幸福なんて聞こえないしな
幸福なんて握れるの
幸福なんて閉ざされた窓の内側の灯りみたい
アンテナの上の鳥
動かない空
砂の絵のわたし
繋がらない神の創造物
知ってるよ幸福
いらないんだよ幸福
放棄したんだ
幸福なんて晴れた日の濡れたままの黄色い傘みたい
捲った本
ただかさかさと
2008年5月3日金曜日 16:18:33
Good-bye to All That Robert Graves 成田悦子訳
-
一度僕達は休日半分が潰れそうになった。理由は学校の何人かのメムバが一頭の牛を石弓で射た、それはショックで死んだのに、誰も白状しようとしないからだった。オ’ブライエンはその時いなかった、姉妹の結婚のために、特別休暇中で。一人の友人が半日の休日について彼に話すよう書いた。彼は電報をレンドールに送った。「殺された牛は前...
1 日前