幸福なんて知らないしな
幸福なんて知らないしな
幸福なんていらないしな
幸福なんて見えないしな
幸福なんて皿の上のカステラみたい
アンテナに鳥が止まる
空はねずみ色
捲った本に「宿命」と書いてある
幸福なんて知らないしな
幸福なんて欲しいかな
幸福なんて聞こえないしな
幸福なんて握れるの
幸福なんて閉ざされた窓の内側の灯りみたい
アンテナの上の鳥
動かない空
砂の絵のわたし
繋がらない神の創造物
知ってるよ幸福
いらないんだよ幸福
放棄したんだ
幸福なんて晴れた日の濡れたままの黄色い傘みたい
捲った本
ただかさかさと
2008年5月3日金曜日 16:18:33
Good-bye to All That XV Robert Graves 成田悦子訳
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VX 1915
8月の終わり近辺でバシィに対して生じている攻撃の詳細は若い本部付き士官らを通じた漏洩が始まっていた。フレンチ民間人らはそれについて心得ていた;つまり、当然、ジャマンズ相手だ。毎晩今や新しい砲兵中隊や砲弾の貨物自動車‐列車がベチューヌ‐バシィロウドゥをゴロゴロ音を立てながら近づいて来た。活動の他の...
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