カインとアベル
さて、アダムは妻エバを知った。彼女は身ごもってカインを産み、「わたしは主によって男子を得た。」と言った。彼女はまたその弟アベルを産んだ。アベルは羊を飼う者となり、カインは土を耕す者となった。時を経て、カインは土の実りを主のもとに献げ物として持って来た。アベルは羊の群れの中から肥えた初子を持って来た。主はアベルとその献げ物には目を止められなかった。カインは激しく怒って顔を伏せた。主はカインに言われた。
「どうして怒るのか。どうして顔を伏せるのか。もしお前が正しいのなら、顔を上げられるはずではないか。正しくないなら、罪は戸口で待ち伏せており、お前を求める。お前はそれを支配せねばならない。」
支配。
ある者の意志や他からの要因が、人の思考・行為に規定・束縛を加えること 。
支配したい人々は、嫉妬に囚われ、人を拘束します。
拘束されて拘束出来るものはありません。
支配して支配出来るものはありません。
支配したい人がいます。
人を支配しようとします。
人を支配する為に、人から言葉や、行動を奪います。
これを最短距離で行うには、法による支配を行えば良いのです。
検事総長は、驚いたことに、「法の支配」という言葉を繰り返し使います。
日本は、法によって言葉と行動を奪うことが出来る国家です。
憲法?
日本に憲法はありません。
憲法は守られません。
「正しくないなら、罪は戸口で待ち伏せており、お前を求める。お前はそれを支配せねばならない。」
これが、法による支配を可能にした「事の始まり」です。
正しいというのは、支配する側の正義です。
カインは土を耕し、実りを持って行きました。
羊の子供を持って行くより、私はいいと思います。
人は食べなくては生きて行けません。
エバに「一生顔に汗してパンを得る」と神は言いました。
神はアダムに「取って食べるなと命じた木から食べた。お前のゆえに土は呪われるものとなった。」と言いました。
神がカインの土の実りの献げ物には目を止めなかったのは、土が「呪われたもの」だったからでしょう。
呪いをかけたのは神でした。
酷いことをします。
中国の地震もアイスランドの火山噴火も・・
神がしたのですか?
当分地上を呪わないで下さい。
不思議な話です。
羊の肉にはかたいマトンとやわらかいラムがあります。
肉も魚も食べなくていいです。
土の実りはいつまでも食べたいです。
神様は土の実りより、肉好きですか?
土の実りを得る方が平和的に行えます。
10:44 2010/04/20 火曜日
Good-bye to All That Robert Graves 成田悦子訳
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Ⅻ1916に、負傷後ハーレックで休暇中、フランスでの僕の最初の数ヶ月の清算を始めた。愚かにも小説のようにそれを書きはしたが、僕は今それを歴史書に書き換えなければならない。ここに構成し直した章がある。
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