そこが聞きたい・生活困窮者自立支援法（毎日新聞）を読んで32

全国の生活保護受給者数は、２０１３年９月、２１６万人。
釧路市の生活保護受給者は、市民１８人に１人。
総額が伏せてある。
過去の経歴、生き方を問わない生活保護は、すべきではない。
それにも関わらず、
生活保護一歩手前と云う生活困窮者の自立支援法が成立した。

理由は、選挙。
得票数の確保。
国民は、様々な恩恵を受けている極少数以外、誰一人選挙による投票など意味がないと考えているからである。
国民の声は、もう何処にも届かない。

生活保護受給者と、自立支援を受ける生活困窮者だけが、世論を作り、日本を代表する声の持ち主である。
彼らは、人の世話になっている。
人の世話になる事を当然だと
人の世話になる事を権利だと
声高に叫ぶ。
世話されなければ生きようとしない、世話されなければ生きられない人々が、市町村、都道府県、国家の意志を決定する。
働かなくて済む人々を支えるのは、学者とNPOと厚生労働省と地方公共団体と宗教法人。

効率を人に求めてはならない。
効率を此の世に求めてはならない。
効率を地球に求めてはならない。
公正をあなたに求めはしない。
公正を此の世に求めはしない。
公正は、私達それぞれの心の内にある。
人の心の外に有るものではない。

16:08 2013/12/18水曜日