目を開き 言葉を続ける
もし明日が来れば
思いも寄らぬ声で
約束を握り締めます
もう一度もし明日が来れば
試みに歩く音を抑え
考える速さを抑え
信じる今を掴まえます
昨日の哭(なげ)きを振り返る
明日が来れば
なおさら腑に落ちない口の形
痛みを吐き出す言葉
もう一度もし明日が来れば
一緒に出かけて
気まぐれに花を求めましょう
光を忘れた部屋
明日が来れば
空の下 乱れた影を水に眺め
もう一度もし明日が来れば
夢にも思わない
優しくもない
過ぎた日に目を落とします
23:55 2012/02/20月曜日
Good-bye to All That ⅩⅣ Robert Graves 成田悦子訳
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ⅩⅣ夏の進行と共に爆弾の新しいタイプや塹壕‐迫撃砲、より強烈な砲撃、改良されたガス‐マスク、規律の全般的強化がやって来た。僕達は新隊の第一大隊と合流し、比べてみると案山子のように思えた。僕達の大隊はカムブランやキュアンシ塹壕から出て行った、ベチューヌの兵士宿舎や隣接する村々共々。この時まで僕は第一分割の悲観論を...
3 週間前