労働は当然のことであり
プロレタリアートに特別な権利を主張する権利はない
ブルジョアジーが労働しないこともなく
資本家もプロレタリアートである
資本家がブルジョアジーであるということもなく
労働者がブルジョアジーではないということもない
階級はない
支配したがるものと
支配されたがるもの
支配されないものがいる
お金を持つことは
人を支配し
物を独占し易くする
人は支配されることはない
物は一人の物になることはない
人が全ての人を支配し
一人が物の全てを独占する時
人は全ての人に支配され
物の全てを持ちながら全てを持たない
全ての物を持つことはそれ以上の富を齎す物が何一つないということである
プロレタリアートを名乗る者は支配されたがる者
真の労働者ではなく
奴隷である
人の奴隷である
共産主義革命は支配する者が支配されたがる者を演じたに過ぎない
歴史は変わらない
歴史は何処にもない
今日、此の時、此の場所に私だけがいる
私の事を知る者はいない
歴史はない
歴史は、今日、此の時、此の場所で
誰にも知られず終わる
支配欲と支配されたがる堕気が
ない時代ない事を歴史と呼ぶ
22:01 2012/02/16木曜日
Good-bye to All That ⅩⅣ Robert Graves 成田悦子訳
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ⅩⅣ夏の進行と共に爆弾の新しいタイプや塹壕‐迫撃砲、より強烈な砲撃、改良されたガス‐マスク、規律の全般的強化がやって来た。僕達は新隊の第一大隊と合流し、比べてみると案山子のように思えた。僕達の大隊はカムブランやキュアンシ塹壕から出て行った、ベチューヌの兵士宿舎や隣接する村々共々。この時まで僕は第一分割の悲観論を...
3 週間前