指に言葉が付き添う
視線に読んだ本が忘れられ浸され
向かい合う物の静けさの上に
不合理が積み重なる
日は過ぎる
省みない軸の方向を視線と指先が求める
其処に人が住み言葉が溢れる
割り切れて整除された所に溜(とど)まるわだかまりと痴愚
眉を整えたいナニカシラ清らかで
澄み渡る空
結ぶ音 ふねの舵(かじ)
似たもののない踊り
指に言葉はみな隠れている
視線にみな決められてしまう
身に着けて仕舞って置いた洋服
痛まないように
濁世(じょくせ)、濁音濁点
こころが向かう遮る物
壁に明かり取り
紙に文字を植える
治める指先と戯れる視線
私はいる
21:12 2012/01/13金曜日
Good-bye to All That XV Robert Graves 成田悦子訳
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1915
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