人がいる
人は足で立つ
踏み締める地がある
人は眠る
人は背を下に
人は腹を下に
眠る
皮膚の下に温もりの伝わる地がある
人は食べる
人が穀物を刈り獣を狩る地がある
人がいる
人は食べる
人は一人で其の地を食べ尽くし
より広い地を必要とした
人が人と交わり
人を産む
人が増え
より広い土地を必要とした
しかし国家を必要としたわけではない
人は忘れる
昨日を去年を十年前を忘れる
人の記憶は露と消え
人は明日の晴れた空を生きる
人は歴史を作ることはない
人が歴史を必要としたわけではない
天があり
月があり
太陽があり
星があり
地球がある
国家を必要とした天体はない
国家を必要とした物体は存在しない
国家を必要とした生物は存在しない
人がいる
人が食べる
人は眠る
人は人を産む
産む親を決められた子はいる
産む子を決められた親はいない
決められた人の子を産めと決めた人はいない
誰が奴隷と使用者を決め
誰が支配者と被支配者を必要としたか
支配者は罪と罰を用意しなければならなかった
神は支配者であり人は被支配者であり
支配者は神であり人は被支配者である
神は罪と罰を必要とした
力を見せなければならないのは弱い人であり
弱い人は不安な人であり愚かな人である
偶像を必要とした
嘘で固めて神を作った
弱い人は昨日罪を犯した人であり
弱い人は今日も罪を重ね明日も罪を重ねる
罪を隠すために嘘で固めた歴史が必要であり
罪を犯すために嘘で固める国家が必要であった
力を誇示するために神を作り
力を誇示するために国家を作った
人は神を必要としない
人は国家を必要としない
23:42 2011/03/30水曜日
人は足で立つ
踏み締める地がある
人は眠る
人は背を下に
人は腹を下に
眠る
皮膚の下に温もりの伝わる地がある
人は食べる
人が穀物を刈り獣を狩る地がある
人がいる
人は食べる
人は一人で其の地を食べ尽くし
より広い地を必要とした
人が人と交わり
人を産む
人が増え
より広い土地を必要とした
しかし国家を必要としたわけではない
人は忘れる
昨日を去年を十年前を忘れる
人の記憶は露と消え
人は明日の晴れた空を生きる
人は歴史を作ることはない
人が歴史を必要としたわけではない
天があり
月があり
太陽があり
星があり
地球がある
国家を必要とした天体はない
国家を必要とした物体は存在しない
国家を必要とした生物は存在しない
人がいる
人が食べる
人は眠る
人は人を産む
産む親を決められた子はいる
産む子を決められた親はいない
決められた人の子を産めと決めた人はいない
誰が奴隷と使用者を決め
誰が支配者と被支配者を必要としたか
支配者は罪と罰を用意しなければならなかった
神は支配者であり人は被支配者であり
支配者は神であり人は被支配者である
神は罪と罰を必要とした
力を見せなければならないのは弱い人であり
弱い人は不安な人であり愚かな人である
偶像を必要とした
嘘で固めて神を作った
弱い人は昨日罪を犯した人であり
弱い人は今日も罪を重ね明日も罪を重ねる
罪を隠すために嘘で固めた歴史が必要であり
罪を犯すために嘘で固める国家が必要であった
力を誇示するために神を作り
力を誇示するために国家を作った
人は神を必要としない
人は国家を必要としない
23:42 2011/03/30水曜日