踏まれてよい
閉じ込められてよい
考えてみれば
何があっても
感じない心を持てばよい
私と貴方に動かされ
私が動き
足の下にある者を穢れた者と決め
ヒトに踏まれず
ヒトを踏まない
足は汚れてはいない
足は汚したから汚れる
足の下にヒトを据える者を禽獣(きんじゅう)と呼び
足の下にある者を麗しき者とすればよい
閉じ込める者は
閉じ込められた者であり
閉じ込められた者は閉じ籠る者ではない
私に囚われ貴方に従い
底の浅くなった器で水を飲む
貴方はさもしい牢獄の番人で
私は牢獄の囚人でよい
閉じ込める者は支配される者であり
閉じ込められる者は支配と無縁である
踏む者は牢獄の住人であり
踏まれる者は自由な港を往き来する
憂い嘆くまい
繕い直すまい
悲しい仕草で涙が溢れ
溜息を吐くと嫌になる
今日は春の便りを手に
明日は明日咲く花の下で踊ろう
22:14 2011/03/10木曜日
Good-bye to All That XV Robert Graves 成田悦子訳
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