梅咲き初(そ)め冬がはがれる
篩(ふる)い分けられて漆黒の棟木(むなぎ)の内
未(いま)だ卍巴(まんじともえ)
ありたけの骨を折り
首(こうべ)を垂れて我に従う
音も無く月は満ち満天の星
刃に刻む人影
窓を伝う夜の滴(しずく)
木偶の頬を伝うは渇いた涕
流離の船に乗り込み喪に服す
盲(めくら)唖(おし)聾(つんぼ)は不具(かたわ)と知らず不具になり
白け白む船底
梅咲き初め冬がはがれる
今日に分かれを告げ明日へ
22:26 2011/03/17木曜日
Good-bye to All That Robert Graves バリ田悦子訳
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僕は僕の同期生の誰に関しても、彼らが学校を出た後、名を上げるに決まっていると何時も予測した。戦争はこうした計算を狂わせた。多くの頭の鈍い男子らが手短で見事な軍歴を持った、特に航空‐戦闘員のように、飛行中隊、また飛行司令官と成って行きながら。「曖昧な」マクネア、学内首席はライフル銃兵としてヴィクトーリア十字勲章...
16 時間前