山も川も踏み荒らす
家も身も疵付ける
真を冒し実りを奪う
道端で鳥を裂き
猫を操る
嗄れた皇(すめらぎ)の膝下
花も芽も摘む
亡骸(なきがら)を傷付け
遺灰を壁に塗る
死線を決めデッドラインに間に合わす
獣に従い
人を裂く
阿修羅皇(すめらぎ)の膝下
群れを離れて
この午後
慕わしい港は遥か遠く
無情な街並みの装置に売り買いされる
囚われの船
寄せては返す波
満ちては引く潮
やり切れない海原
淑(しと)やかに雨が降る
こころの侭空を飛ぶ
描く追悼の呼吸
21:23 2011/03/23水曜日
Good-bye to All That Robert Graves 成田悦子訳
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王室ウェルシュはその上ーミンデン六連隊の一つだった、彼らは彼ら自身の兵力をもって何度も何度も騎兵隊の本体に突撃し、場外にそれを追い遣るという前例のない偉業を成し遂げた。アメリカ独立戦争においてはヨークタウンでの降伏さえ、その連隊の一方的な完敗が不名誉と報告されるはずはなかった。海軍は陸軍を意気消沈させて来た;そし...
1 日前