身も心も
少し理に逆らう日の重なり
何もかもぼんやり後ろ
不運を畳み
口に実(じつ)を広げる
並に安(やす)んじて
何もしないでいるうち
いつの間にか
心が停(とど)まる
はらはらと地に落ちる名
慰みに戯(おど)けてなお空恥ずかしく
僅(わず)かな影に脅え
只々身を縛る
未(いま)だ人の道を行かず
移ろう季節がもどかしく
及ばぬ流れに心惹かれ
正す姿さえ賤しさを引き摺る
定めに殉じる日の恨めしく
何もかも侮やまれて後ろ
不世出に耐え
口に実りを含む
22:33 2014/05/08木曜日
Good-bye to All That ⅩⅣ Robert Graves 成田悦子訳
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ⅩⅣ夏の進行と共に爆弾の新しいタイプや塹壕‐迫撃砲、より強烈な砲撃、改良されたガス‐マスク、規律の全般的強化がやって来た。僕達は新隊の第一大隊と合流し、比べてみると案山子のように思えた。僕達の大隊はカムブランやキュアンシ塹壕から出て行った、ベチューヌの兵士宿舎や隣接する村々共々。この時まで僕は第一分割の悲観論を...
1 週間前