雨が降る
惨めさの脚が急いで
眼差しで代償を払う
窓を開けて
ぼうっとして
滴(したた)る絶望を見ている
窓を閉めて
ぼうっとして
雨で曇る話
雨に混ざった慰め
絶対に忘れない
絶対に振り向かない
扉を開けると戦争が終わっている
半分だけ人の叫びを信じている
窓を閉めた部屋で
ぼうっとして
雨で曇る顔
ずっと前から寡黙
もともとひとりぼっち
もともと私がすべて
扉を閉めると希望が後悔に変わる
窓を開けて
ぼうっとして
滴(したた)る絶望を見ている
21:02 2012/03/11日曜日
Good-bye to All That Robert Graves バリ田悦子訳
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僕は僕の同期生の誰に関しても、彼らが学校を出た後、名を上げるに決まっていると何時も予測した。戦争はこうした計算を狂わせた。多くの頭の鈍い男子らが手短で見事な軍歴を持った、特に航空‐戦闘員のように、飛行中隊、また飛行司令官と成って行きながら。「曖昧な」マクネア、学内首席はライフル銃兵としてヴィクトーリア十字勲章...
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