日は
横道に逸れ
机の脚は陰として存在する
間違っても見事に思い込む
窓ガラスに口実をつけ
その辺に日が落ちてゆく
漸(ようや)く日が暮れる
人のこころを世が破り
朝(あした)には定まろう野辺に
振れないこころ
揺れながら純情
獄中にて
夏は失われ
秋、赤い雨が降る
日は
愚かな友
委ねた命を以って語る
流れは迷う
無窮に背き、雲と千切れる
22:52 2012/03/23金曜日
Good-bye to All That Robert Graves 成田悦子訳
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僕が新兵将校として出会った連隊史の最も近接した断片は記章だった:五つの黒いリボンの扇子のような束、それぞれ2インチの幅、7,5インチの長さ、鳩の尾で終わり。扇が広げられているに違いないその角度は連隊のしきたりによって厳密に規定されていた。記章は上着の色の黒に縫い合わせられていて、王室ウェルシュだけはそれを身に...
18 時間前