日は
横道に逸れ
机の脚は陰として存在する
間違っても見事に思い込む
窓ガラスに口実をつけ
その辺に日が落ちてゆく
漸(ようや)く日が暮れる
人のこころを世が破り
朝(あした)には定まろう野辺に
振れないこころ
揺れながら純情
獄中にて
夏は失われ
秋、赤い雨が降る
日は
愚かな友
委ねた命を以って語る
流れは迷う
無窮に背き、雲と千切れる
22:52 2012/03/23金曜日
Good-bye to All That ⅩⅣ Robert Graves 成田悦子訳
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ⅩⅣ夏の進行と共に爆弾の新しいタイプや塹壕‐迫撃砲、より強烈な砲撃、改良されたガス‐マスク、規律の全般的強化がやって来た。僕達は新隊の第一大隊と合流し、比べてみると案山子のように思えた。僕達の大隊はカムブランやキュアンシ塹壕から出て行った、ベチューヌの兵士宿舎や隣接する村々共々。この時まで僕は第一分割の悲観論を...
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