いちばん少ない思いは
いちばん少ない荷物を手に提げぽつんとしている
手続きはしない
約束はしない
私の恥ずかしさは何かの下にあって相手にされずにぽつんとしている
毎朝グラスに一杯水を飲む
一日は必ず始まり一日は必ず終わる
一定の声
私と認め
貴方と認め
有り様(よう)は手がかり
ひそやかに部屋の隅
捻れたり、曲がったり
壊れて死んだり
毀れてみたり
悲しくなって来るけれど
悲しいということがどういうことか分からない
23:44 2011/08/31水曜日
Good-bye to All That ⅩⅣ Robert Graves 成田悦子訳
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ⅩⅣ夏の進行と共に爆弾の新しいタイプや塹壕‐迫撃砲、より強烈な砲撃、改良されたガス‐マスク、規律の全般的強化がやって来た。僕達は新隊の第一大隊と合流し、比べてみると案山子のように思えた。僕達の大隊はカムブランやキュアンシ塹壕から出て行った、ベチューヌの兵士宿舎や隣接する村々共々。この時まで僕は第一分割の悲観論を...
1 週間前