声をかけられても
背けたくなる背
前から見慣れていても
背けたくなる目
あまりに垂れ込めたこの国の上空の暗い雲
死に際に晴れ着を着てさしでがましい衰えた国の脳
水のように
水の泡になるように
水の流れのように
水に融けてしまう氷のように
姿のない水の辺り
忘れられた新聞の紙面
濫りがわしく潮は満ち潮は引く
19:09 2011/08/01月曜日
Good-bye to All That Robert Graves 成田悦子訳
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メスでカプボードゥの中に、僕は大きな革の装丁の台帳を偶然見つけ、読もうとしてそれを引っ張り出した。それはへセヴァストゥポル以前の塹壕の中での第一大隊の日刊指令帳簿であることを証明し、レダン・リダウトゥにおける攻撃のために指示を与えているそのペイジのそれを開いた。これこれしかじかの一中隊は中尉等々の下、猛攻する隊へ...
1 日前