ぼんやり前を向いたまま
いる私といない私を思う
死んだ人を所有し、死を認知しない
生きることを辞さなければ
自分で作るしかない命
労苦には少しだけ報いが欲しい
汚れる悦び
それは幼い私が砂場や雨の道で見つけたもの
溺れる悦び
それは私が夏の終わりの船底や海の底に見つけたもの
堕ちる悦び
それは私が冷淡な身の内燃えた唯一貴方が
熱があるように
乱れがあるように
歪む実と時
悲しみも悦びも膨らませた風船
受け止めるほどのこともない
23:02 2011/08/28日曜日
いる私といない私を思う
死んだ人を所有し、死を認知しない
生きることを辞さなければ
自分で作るしかない命
労苦には少しだけ報いが欲しい
汚れる悦び
それは幼い私が砂場や雨の道で見つけたもの
溺れる悦び
それは私が夏の終わりの船底や海の底に見つけたもの
堕ちる悦び
それは私が冷淡な身の内燃えた唯一貴方が
熱があるように
乱れがあるように
歪む実と時
悲しみも悦びも膨らませた風船
受け止めるほどのこともない
23:02 2011/08/28日曜日