Within Temptation - Covered By Roses (lyric video)

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精神分裂病検査のない違法措置入院、逮捕状のない大阪拘置所違法24日間拘留

私は、文部科学省脳科学研究戦略推進プログラム、理化学研究所人体実験被害者です。法務省、大阪地検、大阪高検、米子地検、大阪簡易裁判所、最高裁は、捏造社民党名誉毀損事件を画策、家宅捜索礼状のない家宅捜索、逮捕状のない大阪拘置所違法24日間拘留によって、自民党、公明党、社民党、共産党、学者と全大学、全企業、全官公庁による窃盗、夫殺害、株不正売買、米子市養和病院違法措置入院、40にも及ぶ違法有料ブログ解約、厚生労働省、医師会、歯科医師会、看護士会、介護士会、各政党と党員、キリスト教、天台宗、創価学会、幸福の科学、ものみの塔など宗教法人と信者による音声送信とストーカー、嫌がらせ、自民党社民党によるOCN、EDIONenjoy違法プロバイダ解約等の証拠隠滅を行いました。私は、詩人、エッセイストでもあり、翻訳家でもありますが、私の詩、エッセイ、翻訳詩、翻訳小説、翻訳文を、日本政府は、世界中に売っています。

プロ以上の翻訳を成田悦子

  • Good-bye to All That Robert Graves 成田悦子訳 - しかし3、4人を除いては、誰も大隊司令官によって直接推奨された者はいないだけでなく、隊或いは師団の隊員への攻撃をする間に自ら名を上げた、さもなければ誰もが新陸軍大隊か他の連隊に送られ、僕達は依然として叙勲されなかった。僕はたった3つの例外だけ思い起こせはする。表彰の通常の予備割り当て、僕達が引き受けた犠牲者をよぅ...
    1 週間前
  • Good-bye to All That Robert Graves 成田悦子訳 - しかし3、4人を除いては、誰も大隊司令官によって直接推奨された者はいないだけでなく、隊或いは師団の隊員への攻撃をする間に自ら名を上げた、さもなければ誰もが新陸軍大隊か他の連隊に送られ、僕達は依然として 叙勲されなかった。僕はたった3つの例外だけ思い起こせはする。表彰の通常の...
    1 週間前

2011年8月31日水曜日

いちばん少ない思い

いちばん少ない思いは
いちばん少ない荷物を手に提げぽつんとしている
手続きはしない
約束はしない
私の恥ずかしさは何かの下にあって相手にされずにぽつんとしている

毎朝グラスに一杯水を飲む
一日は必ず始まり一日は必ず終わる
一定の声
私と認め
貴方と認め
有り様(よう)は手がかり

ひそやかに部屋の隅
捻れたり、曲がったり
壊れて死んだり
毀れてみたり
悲しくなって来るけれど
悲しいということがどういうことか分からない

23:44 2011/08/31水曜日

2011年8月30日火曜日

言葉で人を殺す人がいる

ありふれた仕方で恐ろしい事をする
ありふれた言葉で人を殺す
光が漏れ落ちる仕方で
胸に迫る
光が漏れ落ちる仕方で
的を射る

傾き衰え思いに沈む
相憐れみ、寄り掛かる
クチビルに声が
在ることと無いこと
告白し、沈黙する其の選択

手紙を書くとき、宛名はひとつ
人を蔑ろにし、名を穢そうとするとき
宛名は幾つにもなる
ありふれた仕方で人を殺す
ありふれた仕方で傷を付ける

22:26 2011/08/30火曜日

2011年8月29日月曜日

ねじけていて

ねじけていて分からない
どうということもないのに終わらない
ねじけていて底なしに絡まっていく
夕暮れの赤はねじけていて
幸福からはずれて差し上げる

ねじけていると逃げ出したくない
ねじけていると頬杖をついて
ずっと見ていたい
文字の並びは
ねじけているとこよなく愛したい
ガスの炎はねじけていて
門の戸を閉めて差し上げる

23:44 2011/08/29月曜日

2011年8月28日日曜日

歪む実と時

ぼんやり前を向いたまま
いる私といない私を思う
死んだ人を所有し、死を認知しない
生きることを辞さなければ
自分で作るしかない命
労苦には少しだけ報いが欲しい

汚れる悦び
それは幼い私が砂場や雨の道で見つけたもの
溺れる悦び
それは私が夏の終わりの船底や海の底に見つけたもの
堕ちる悦び
それは私が冷淡な身の内燃えた唯一貴方が

熱があるように
乱れがあるように
歪む実と時
悲しみも悦びも膨らませた風船
受け止めるほどのこともない

23:02 2011/08/28日曜日

2011年8月27日土曜日

そして雨が降る・・・雨が降るの?

私達の心は青いのかも知れない
私達の心は空なのかも知れない
私達の心は青い空
私達の心に雲が浮かぶ
雲は忍び込むのではなく
空と私の心の中に急にあったりする

そして雨が降るの
そして私達の心に雨が降るの?

晴れ渡った青い空は虚しい
晴れた空に浮かぶ雲は現実
晴れた空を暗く覆う雲は私の理想

そして雨が降る
そして私の心に雨が降るの?
空から雨が降るのではなく
本当は私の心が暗い雲で覆われ
いつかそれは雨になる

私の心は空で
空は私の心で
青く晴れ渡り
雲で覆われ
そして雨が降る
そして雨が降るの?

21:21 2011/08/27土曜日

2011年8月26日金曜日

砂も冷え

ありのままでは足りない
ざらざらした肌で男を誘う
憂えを模倣したい季節
あてもなく後ろ向きに歩く

眠りから起きると
身が冷え
わずかに覚えている
守るという作業
さびしいという感慨
シャリシャリと夏の背中
鏡に写る砂も冷え

21:41 2011/08/26金曜日

昨日と詩と一緒に非公開にされていましたので、もう一度投稿します。

2011年8月25日木曜日

繰り返す一切

そして暗い道
そして失った自由
そして棄てた夢
迷いを抱き締め俯く
肉体と心の在る時
繰り返す一切

やがて少女のように真実を見失い
やがて少女のように何もかも棄て去り
やがて少女のようにロマンティシズムを売り物にする

そして痛手を負い
そして棄てた風景
そして果てしないさびしさ
悔いを抱え心を砕く
肉体と心の在る時
繰り返す一切

23:12 2011/08/25木曜日

2011年8月24日水曜日

カナシイ

頭がカナシイ
心が悲しい
心、此処に非ず
我が心、我に非ず

心が晴れない日
思われることも
もの寂しさを真似ることも
手の平を広げても
形無く、形有り
人と物

何となくやわらかな火
何となく恨みがましい百の口伝え
語ることも聞くこともやかましい

カナシイ
手を振っても
手に触れても

23:27 2011/08/24水曜日

2011年8月23日火曜日

薄い陽

私のこれから
ものも言えない
薄い陽、揺れる形
床に終わる明くる朝
私もこれから空の下
そうありたい歌を歌う
いきいきした花
器に打ちひしがれ
森の奥座り込んで
私、薄い影
人の踏むべき道を避け
青葉の茂みに身を寄せる

23:23 2011/08/23火曜日

2011年8月22日月曜日

分かれ

分かれの文字が欠け
貴方の形が欠け
身の周りから筆記用具が消え
分かれの文字が消え
貴方の形が消え

きっぱりと夏の色も失せ
私ひとり残して
切なさは先を急ぐ
ふさわしい街にふさわしい分かれ

分かれの音が近付き
貴方の足音が遠ざかる
貴方の形が崩れ
分かれの文字がページを埋める

23:20 2011/08/22月曜日

2011年8月21日日曜日

わたしの感じ

人のためのわたしの感じ
あの人のために
あなたのために
名も知らない人のために
感じの詩集

窓硝子、風に震える雨
欲している音、届かず
雨の小径
当て所もない恋
わたしの感じ

愛する扉
の内側に
愛の終わり
潜める身
疲れて待つ
意味もなく

20:19 2011/08/20 土曜日 

2011年8月20日土曜日

知らない人へ

書き続けよう
私と
私の周りの空と地と見知らぬ人
私の目が見
私の耳が聞き
私の指が触れ
私の足が躓(つまづ)いた石
私の心と痛んだ夕べ
私の唇が微笑んだ朝
私が貴方に褒めて貰える昼
書き続ける
貴方に繋がる
貴方の孤独
私の孤独
繋がらない命
貴方の諦め
私の諦め
会えば壊れてしまうもろもろ
会いに来ない貴方
救いを求めない私
ただ書くことだけが貴方のために私に出来るすべて

20:54 2011/08/20土曜日

黙っていると言ってはいけないことがよく分かる

Scorpions - When The Smoke Is Going Down Lyrics

黙っていると言ってはいけないことがよく分かる

のらくらと暮らし
コカイン中毒患者に
障害手当て給付
生活保護費給付
してはいけないことと
言ってはいけないこと
耐えなければならないことを
勧める

沈黙すると不可能だけが此処にあると分かる

調子の外れた闇の歌はこの街を覆う
コカイン中毒、覚醒剤中毒患者の体内に生えたカビ
爛れた口の中、鼻の穴、性器に密集したカビ
体外にこびり付くカビ
緑色の壁、黒い壁、風のない日、風のある日
罅割れコカインのアンモニア臭

倒れた木、壊れた家、空き家、売春家屋
この寂れた街
此処にあるのは麻薬常習者と売春

21:06 2011/08/13土曜日


2011年8月19日金曜日

幸福なんだ

裏切りを経て
ことばを忘れてしまう
思いはふけるのを待ち
間違った関わりを辿る
其処に

幸福なんだ
悲しいわけではない
叫ぶことが出来ないんだ
懼れているとも言えないんだ
幸福なんだ
それだけ

最期に森の中
忘れてはいない
疲れ果て
過ぎる傷

幸福なんだ
逃げた鳥を探しはしない
ないという光を抱きはしない
闇と分かれてしまうなんて出来ないんだ
幸福なんだ
そう思う

23:58 2011/08/18木曜日

2011年8月18日木曜日

分かれてから

分かれてから
列を成す白い壁
肉に沈む赤い継(つぎ)
煩わされる虚構
月の光帯びる燕
分かれてから

燃えるのを止める夕暮れの
血が通る管
欲のないその青い顔
夏の終りに笑い続け
秋の初めに泣き崩れる

分かれてから戻って行く
捨てるこんな町
巣立つこんな巣
ゆっくり差し込む夕日の
書き留めて置く恥ずかしさ

23:52 2011/08/19金曜日

2011年8月17日水曜日

悲しみの終わり

索漠たる荒野
荒廃より容易く切り拓かれる希望
荒野より容易く荒れ果てる希望

光溢れる空の果て
光乏しい地の果て
光を受けて
ダリア、顧ない悲しみの終わり

今日を閉じて
死に損なった花弁を閉じて
失意の庭に散る
ダリア、顧ない悲しみの終わり

23:20 2011/08/16火曜日

「鳥居正宏のときどきLOGOS」は福島瑞穂と大阪社民連代表中北龍太郎弁護士が公開していた、違法偽名サイトであり、人権侵害を今も継続している経歴査証、偽名党員証偽造

、恐喝、脅迫、強要サイトです。
既に社民党直轄ブログ「鳥居正宏のときどきLOGOS」は私の知人の削除要求を受け、FC2が違法サイトとして認め、削除されています。
この鳥居正宏の名前は、私が働いた鳥取県立武道館の館長が神社の神主であることから、鳥居を、「正」は西村正男弁護士の正を、「宏」は私が相談に行った鳥取県弁護士会会長高橋敬幸(ひろゆき)共産党市民オンブズマン、の「ひろ」を取ってつけてあります。
私のパソコンを通してブログの投稿が行われています。
社民太郎と書いてあった党員証が私のパソコンの中で鳥居正宏に変わっていました。
鳥居正宏が偽名であること、刑事告訴をしたとNET中の弁護士、ジャーナリスト、ニュースサイト、政治家戸井田徹厚生労働大臣政務官、早川忠孝法務大臣政務官ブログに私の住所・氏名付きの記事やコメントが起訴までの一年間の間に書き込まれました。
現在も書き込みは増加しています。
日弁連による、人権蹂躙、脅迫、強要、恐喝です。

近所の人間に中傷コメントを書いて回らせたのは、西村正男東大卒の弁護士で、法務省の指令を受けた西村正男は私の家族の名前・住所、死んだ父親の氏名まで書き込ませています。
母親が隣の隣に住み、私のストーカー係、近所の行方不明者の大嘘の連絡係をさせています。

最高裁は、犯行直前に作られた偽名での名誉毀損を認めています。
私はプロバイダーを解約され、ブログを削除され続けて、とても知りもしない「鳥居正宏」という男の記事を書けるはずがありません。

名誉毀損にパソコン押収、証券会社、携帯会社パスワード、詩のCDや詩を印刷したものがなぜ必要でしょう?
家宅押収の許可も簡易裁判所は出していません。
私の詩は西村正男弁護士が盗んでいるということが出来ます。
今日も「たそがれ:歌詞翻訳成田悦子」の記事が二つなくなっています。
逮捕状も、拘留も大阪簡易裁判所に許可されていませんが、私は24日間大阪拘置所に拘留されました。
拘留中、私の背中や乳房が切り取られたり、穴を開けられたりしています。
乳管乳腺がなくなっています。
これはアムネスティ議連千葉景子法務大臣が行ったことです。
卵巣も北大が切り取っています。

私は書いたと言われている名誉毀損記事を書いたことはありません。
私は詩とエッセイを書いていて、盗まれ、鳥居正宏の名でプロバイダー二社、ブログ四十近くを違法脅迫恐喝目的の解約削除を繰り返されていましたので、名誉毀損記事を何度も書く時間も、書く条件も持ち合わせてはいませんでした。
私は何千箇所も書き回ったと言いますが、私が書いた「鳥居正宏」を中傷したコメントやトラックバックが何処に残っているでしょう?
誰も一度も見たことはないはずです。
私は削除したことも、削除要求を出したこともありません。

2011年8月16日火曜日

文字の組み合わせ

これだけの文字の組み合わせで
小さな傷を負い
これだけの文字の組み合わせで
小さな傷をわざとらしく見せ付け
さびしい思いを巡らす
人のいないことば
遠く隔たり
言い損なう

日が暮れ
自由を失くした鳥が群れて帰る
幾つかの文字に軽んじたこころは入り込む
奪われて
手を取り合い豊かさを装う

11:13 2011/08/16月曜日

2011年8月14日日曜日

見失う

筋肉のついていない顔
揺れるような居住まい
ひとりでに伸びた長い髪
お前はいつも空ろ
お前は連れ去られ陵辱されたものの眼をしていた
意思を持たなかった
鍛錬と言う言葉の外でお前は揺れるように暮らしていた
お前は魚に似ていた

今日私は小説を読んでいて突然思い出したのだ
あの路地の夢
いつも選んでしまう寂しげなあの道
時間が悪魔のように先を急かし男を呪われたように思った季節
屋上で夜も干しっぱなしにされているシーツに濡れた顔を撫でられながら見上げた星の無い空
私はお前のような目をして煤けた空でちぐはぐに羽をばたつかせた
助けは呼ばない
むしろ墜落を焦がれていた
私はついにその路地に迷い込むことはなかった
夢を見ることもいつの間にか無くなった

最も嫌った最も畏れた時が私を長い悪夢から救い出した
誰かがその夢を盗んだ
夢は用意周到に脚色を施され私は演じた
愚かでさもしい役だ
そして空ろなお前の瞳に再会した
お前たちの前で私は無力だった
お前が知るより前から私はそこに居てもっと深い場所で息も絶え絶えに救いを待っていた
あの日お前の監視下で眠りに就き上から覆いかぶさる気配を感じてもがきながら何度目かにやっと助けてと夜の海で声を発した
たくさんの差し伸べられた腕を見た
どれも置き去りにした腕だった
私はその全ての腕につかまって泥のような海から這い出た

お前は魚のような目で救われていく私を見た
あの日から何か大事なものを泥の海に忘れてきたような気がしてならない
時々ふとした加減でお前ののっぺらぼうのような面影と空ろな眼を懐かしくさえ思うがすぐ気を取り直す
夢の中のあの路地は一見活気づいているようだがそこにいるものは皆男も女も犬も猫も魚のような目をしていた
二度とその夢を見てはならない
演じてはならない


この詩は、2004年に書きました。
私は札幌で夫と暮らしていました。
雪が外で吹き荒び、私の眠っている部屋の換気口からその悲しげな音が聞こえていました。
久しぶりにこの詩を読んで、我ながらあまりにも素晴らしい、やはり出版社や毎日新聞社や詩人、電通、博報堂、角川等の映画会社が盗みたくなるだろうなと思いました。
それで、旧作ですが、新作の間に入れることにしました。

今日パソコンが又壊され、浪速署に返して貰った使っていないパソコンの中に入っていました
Jugem「ni-na」にも載せましたが、麻生太郎自民党・太田昭宏公明党・池田大作創価学会・福島瑞穂社民党(違法偽名サイト「鳥居正宏のときどきLOGOS」は、Jugem「ni-na」の詩やエッセイを20回違法解約という形を取って削除を繰り返しました。

国民が選択したのは、「買わない、何処にも行かない」で、「さすが日本人」と私は思いました。
消費低迷は、米子市の花火大会(一分で花火大会が終わり、それを三日続けた。)や米子市ジュンテンドウの花の苗売り場(売り場を五分の一に縮めた。)に見られるように、二分の一以下にGDPが下がっているはずです。

2011年8月13日土曜日

黙っていると言ってはいけないことがよく分かる


のらくらと暮らし
コカイン中毒患者に
障害手当て給付
生活保護費給付
してはいけないことと
言ってはいけないこと
耐えなければならないことを
勧める

沈黙すると不可能だけが此処にあると分かる

調子の外れた闇の歌はこの街を覆う
コカイン中毒、覚醒剤中毒患者の体内に生えたカビ
爛れた口の中、鼻の穴、性器に密集したカビ
体外にこびり付くカビ
緑色の壁、黒い壁、風のない日、風のある日
罅割れコカインのアンモニア臭

倒れた木、壊れた家、空き家、売春家屋
この寂れた街
此処にあるのは麻薬常習犯と毎晩夜を共にする売春

21:06 2011/08/13土曜日


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2011年8月12日金曜日

致死量

しずかに少しずつ慣れる
致死量
真っ逆様に落ちる
人形
地の底、安らかに眠る
海の底、途方に暮れる

同じことをしたい
同じ灯火の下にいたい
同じ理由を分け合いたい
不幸を拠り所としたい
不幸に寄り掛かりたい

流れない血の色を暴く
慰みに

23:46 2011/08/12金曜日

2011年8月11日木曜日

不文律

むかし人の耳に人の目に流された罪
むかし人の口から流された罪
償われることもなく
報われることもなく
幸せを捻じ伏せて
不幸せを収めて
時が脆く弱く過ぎた

誇りのあるながめ
完全を愛した私
妻に封をし女に封をした
感じないことを旨とし
運が悪いことを身に引き受ける

死がふたつを分かち
私は人を外れて
もう付きも離れもしない
一つの形は損なわれ
一つの形は身を寄せる場所がない

23:37 2011/08/11水曜日

2011年8月10日水曜日

そして

そして震えるこころ
握り締める定め
真っ直ぐに見つめる
傍(かたわら)のかおり
やわらかいはだ

いっそ無理にでも
たそがれに認め許すふしあわせ
残り多い人、胸のときめき
迷いを集めてひとつの角

そして思いがけず
深い傷
風吹き荒ぶ袋地
物も言わず、忘れられもせず
身を寄せず実もなく

23:10 2011/08/10水曜日

2011年8月9日火曜日

株不正売買・不正措置入院・社民党違法サイト「鳥居正宏のときどきLOGOS」違法最高裁判決

分かって
かれのために
あなたのために
かのじょのために
なげだした私のいのち、あくまでも

誰にも分からないらしい
まるで「紳士」のよう
まるで「淑女」のよう
まるで「少女」のよう
まるで「少年」のよう
実は婆
実は爺
実は太った豚
実は元現売春婦

分かって
私は夫と子供と幸福であった
私は夫と子供と暮らしていた
家族は互いに愛し合い、苦労のない暮らしだった
私は二十年前まで平凡であり得た

私の幸福と平凡な暮らしを奪った東大卒弁護士とその母親
精神障害者とその母親父親
身体障害者とその母親父親
教師とその妻
元教師とその家族

分かって
あなたはなにもかもわたしにはなしてくれていた
いつもわたしはとうさつとうちょうされているとしり
あなたはなにひとつはなせなくなり
わたしもなにもはなせなくなった
分かって
わたしはあなたをいつも見ている
わたしはあなたのことをおもってだまっていること
わたしはあなたにしらせなければならないことがたくさんあること

分かって
かれのために
あなたのために
かのじょのために
なげだした私のいのち、あくまでも

19:33 2011/08/09火曜日

2011年8月8日月曜日

不感症劇団

Maybe I Maybe You - Scorpions

日から隠すからだとこころ
青白く
何食わぬ貌(かお)の不感症劇団

絹を裂く慣わし
肌を裂く慣わし
入り乱れて錯乱
削るのはヒトのいのち
すずめのいのち
ペットのいのち

離婚(わか)れては種を撒く
食卓と居間の、机と椅子の関係を裂く

公(おおやけ)から私(わたくし)を消す
諸人こぞりて
ゆとりを忘れた恥知らず劇団

19:51 2011/08/08月曜日

2011年8月7日日曜日

何も言わないで

約束した
そのたびに欠けた
形のない誇り
離れる手と逃げる道
手から失われ道から遠ざかる

逃げられない頸(くび)
取り返しの利かない人の苦しみの真ん中
悉(ことごと)く歌いそして草臥れて噤む場所

何も言わないで
伝える巧みさ
間に合わせに貫く熱
不意に呑み込んで外れたら
そのことばだけ伝えてほしい

20:37 2011/08/07日曜日

2011年8月6日土曜日

甘えて分かれ離れた手

支配され途切れた夜をつなぐ話し言葉より
矛盾のない台詞を
舞台の上、ぼんやりしているうち
作り出される物語り
闇を伝い歩いてあらすじの後を追う
指先で私の心を捜し求める

甘えて分かれ離れた手
手の中で今も守っているのは私と私のくらし
奪ったのでも奪われたのでもない場所と時
閉じ込めたのでも閉じ込められたのでもない
聞こえたのに聞こえないふり
離れているうちに離れてしまう

牧歌的笑顔でつなぎ止める
雨で剥がれる貼り紙
実を重ね損なう理由
甘えて厭わない仕組み
花は咲かずに夜のうちに散ることも
恋は告げずに捕らわれ続けることも

19:12 2011/08/06土曜日

2011年8月5日金曜日

空の白

空の白
夕べに蘇り、雲を彩る
心に任せて飛ぶ空に鳥は住まず
我が身を地の片隅に押しやる
時は移ろい路は埋もれ
屈(かが)む君

生き永らえて小過の屋根の下
小失の庭に悲が注がれ
天と地の間
人と人の間
頼みの綱も恋しい人も無く

空の白
幾重にも重なるその白

20:51 2011/08/05金曜日

2011年8月4日木曜日

限りを越えることは容易く

望むことが叶わない滅びの相
そうなるのが然るべき穢れなき野
清らかな文字を受け継ぐ
苦しいこと悲しいことは
愛でたいことと受け容れる

水のある場所で実を結ぶことを願い
海鳥は健気に波間に身を沈める
沈む身も我が身の脇に有り
夜更けにはしょげて黙り込む

限りを越えることは容易く
筋を傷めることは容易く
夕暮れの空にすずめがいなくなったように
急激に傾く歌われた詞(ことば)の図

望むことが叶わない廃れる相
そうなるのが然るべき遠い海
清らかな流れを受け継ぐ
背反や動揺は
目出度いことと受け容れる

19:57 2011/08/04木曜日

2011年8月3日水曜日

せれくとしょっぷ

袖に縋(すが)ってとぼけてほしいなど
ぞっき本の如き隠れた扱いのこの本体
そわそわしては男の口の流れに沿い、ありふれた女になる
育て上げ一人前にするなど
ぞっとするようなせれくとしょっぷの世界に足を踏み入れさせる男

男と女を屈させ歪める街灯
体を切り開いて書物に書いてある臓器を確認する
フィルムの骨格は雲の泥、煙る霧、嚥下不能な艶笑文学

こころのわだかまりを司る凹レンズ
数え切れない傷を受けるコースを選ぶ
不遇を託(かこ)つ河口
風上に置けない男と女は堰き止められる

22:47 2011/08/03水曜日

2011年8月2日火曜日

云う、いつか

思い切れずにあなたに云う、いつか
夕暮れに椅子に座り、机に向かう、変わりなく
私と比べるものを頭に浮かべることさえつまらない

幾度もあなたに通じる道を裁つ
ゆかりの布は赤く垂れ込め
焼き捨てた傷を蘇生する

夏も盛りの時期を過ぎ
性急に触れたい貴方の肌とくちびる
こころが重たいのは冬のこと

思い切れずにあなたに云う、いつか
夕暮れに清らかな風に吹かれ、窓辺に有る、変わりなく
私の他に無駄なものを見つけることさえつまらない

18:37 2011/08/02火曜日

2011年8月1日月曜日

あまりに衰えた

声をかけられても
背けたくなる背
前から見慣れていても
背けたくなる目
あまりに垂れ込めたこの国の上空の暗い雲
死に際に晴れ着を着てさしでがましい衰えた国の脳

水のように
水の泡になるように
水の流れのように
水に融けてしまう氷のように
姿のない水の辺り
忘れられた新聞の紙面
濫りがわしく潮は満ち潮は引く

19:09 2011/08/01月曜日