何故に道を折り
浅く息を吸う
胸を切る浅い夢
暮れて形のない花を見る
花は雨の日に萎れ死に急ぐ
母が産着を着せる日
人は束縛に手を通す
人に失望し人に適う
人を剥奪され人にとして立つ
父と母が名を付け
人の名を呼ぶ時
人はいのちに意味を言葉で顔を綴る
正しいと従い悪いと拒む
夕映えに愛と翳りを知る
主語にではなく形式的主語に自由を見付け
やっと胸を張る
何故に野に彷徨い
緩やかにぐらつく
胸を破る浅い夢
暮れて形のない花を差探す
雨の日に花は萎れ人は死に急ぐ
23:36 2012/04/28土曜日
Good-bye to All That ⅩⅣ Robert Graves 成田悦子訳
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ⅩⅣ夏の進行と共に爆弾の新しいタイプや塹壕‐迫撃砲、より強烈な砲撃、改良されたガス‐マスク、規律の全般的強化がやって来た。僕達は新隊の第一大隊と合流し、比べてみると案山子のように思えた。僕達の大隊はカムブランやキュアンシ塹壕から出て行った、ベチューヌの兵士宿舎や隣接する村々共々。この時まで僕は第一分割の悲観論を...
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