憎しみは未だ凶器とならず
愛など直ぐに手に入る腐った褒美
つまらない音に終わりが近付く
つまらない小説に生命(いのち)を奪われるのはいや
ねえあなた
私が悪かった
いつも切(しき)りに言ったのに
幸運は荒れた海の底にありそう
鮮やかにひっくり返る生命の青
波の音が明白を拉(ひし)ぐ
否に背かず
されどに支配されず
一片の美は行き帰る
ねえあなた
私が悪かった
いつも切(しき)りに言ったのに
21:01 2012/04/07土曜日
Good-bye to All That Robert Graves 成田悦子訳
-
Ⅻ1916に、負傷後ハーレックで休暇中、フランスでの僕の最初の数ヶ月の清算を始めた。愚かにも小説のようにそれを書きはしたが、僕は今それを歴史書に書き換えなければならない。ここに構成し直した章がある。
フランス到着時、我々6名の王室ウェルシュ・フュージリア士官はル・アーヴァ近くのハフリュア・ベイス・カムプ(キャ...
1 か月前