ねえあなた
桜が咲く頃に咲かない
誰もいない何もない春の話
名実相伴う純潔
無駄に通じる女と男の間を
深い波線が走る
ねえあなた
桜が咲く頃に合わせて心が迷う
夢のように抱き合った
中位いの傷に
差す光
散る花
ねえあなた
桜が咲く頃一つに重なり
ふたすじの道を死に向かう
そうしたいと思ってもどうにもならない手足
ほんの少し抱いて
そして今は踊りましょう
誇りは夕暮れに留(とど)め
疲れて恨みに仕える
ねえあなた
桜が咲く頃にただひとり
桜が咲く頃に貴方から自由になりました
21:53 2012/04/03水曜日
Good-bye to All That Robert Graves 成田悦子訳
-
Ⅻ1916に、負傷後ハーレックで休暇中、フランスでの僕の最初の数ヶ月の清算を始めた。愚かにも小説のようにそれを書きはしたが、僕は今それを歴史書に書き換えなければならない。ここに構成し直した章がある。
フランス到着時、我々6名の王室ウェルシュ・フュージリア士官はル・アーヴァ近くのハフリュア・ベイス・カムプ(キャ...
1 か月前