座ると私の場所をどの割合にすれば良いか決めて
ただ座っている
じっと座っている
足りないものは足りているから足りないと思う
日差しは十分であるし
日陰は何でも備えている
座ると私の場所は世界になる
定めは星と星
私と貴方の間にある
私の部屋に貴方が訪ねて来た日に
物語りのあらすじは決まっている
ありふれた舞踏は屋根の下で始まり
似ている声を探し
似ている足を探し
誓いを立て道を急ぐ
私が座ると其の場所は明るくなる
何が滑稽で何が憧れか
何が朽ち何が普(あまね)く行き渡るか
繋がらない自由と治めない安心で周りは満たされる
11:55 2011/06/25金曜日
Good-bye to All That ⅩⅣ Robert Graves 成田悦子訳
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ⅩⅣ夏の進行と共に爆弾の新しいタイプや塹壕‐迫撃砲、より強烈な砲撃、改良されたガス‐マスク、規律の全般的強化がやって来た。僕達は新隊の第一大隊と合流し、比べてみると案山子のように思えた。僕達の大隊はカムブランやキュアンシ塹壕から出て行った、ベチューヌの兵士宿舎や隣接する村々共々。この時まで僕は第一分割の悲観論を...
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