花は大空の模様に移ろう
蜜は見放した潮に満ちて干る
蜥蜴はやわらかい体をくねらせて
夕べに私は心をくねらせて
ひとりでに退く波
砂の上身に沁みて久しい
浜辺の千鳥はほかと違う足をしている
不完全な影
醜いものの卑しい片寄り
人差し指で潰すと偽りが滲む
22:36 2011/06/19日曜日
Good-bye to All That ⅩⅣ Robert Graves 成田悦子訳
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ⅩⅣ夏の進行と共に爆弾の新しいタイプや塹壕‐迫撃砲、より強烈な砲撃、改良されたガス‐マスク、規律の全般的強化がやって来た。僕達は新隊の第一大隊と合流し、比べてみると案山子のように思えた。僕達の大隊はカムブランやキュアンシ塹壕から出て行った、ベチューヌの兵士宿舎や隣接する村々共々。この時まで僕は第一分割の悲観論を...
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