花は大空の模様に移ろう
蜜は見放した潮に満ちて干る
蜥蜴はやわらかい体をくねらせて
夕べに私は心をくねらせて
ひとりでに退く波
砂の上身に沁みて久しい
浜辺の千鳥はほかと違う足をしている
不完全な影
醜いものの卑しい片寄り
人差し指で潰すと偽りが滲む
22:36 2011/06/19日曜日
Good-bye to All That Robert Graves 成田悦子訳
-
Ⅻ1916に、負傷後ハーレックで休暇中、フランスでの僕の最初の数ヶ月の清算を始めた。愚かにも小説のようにそれを書きはしたが、僕は今それを歴史書に書き換えなければならない。ここに構成し直した章がある。
フランス到着時、我々6名の王室ウェルシュ・フュージリア士官はル・アーヴァ近くのハフリュア・ベイス・カムプ(キャ...
4 週間前