見上げ触れるほど少しずつずれて
星は定めに背いた者を顧みない
思い迷っているうち往く季節
夏を背に
この椅子の背
互いによく似たにひりすと
声を立てずに世を遮る
削り取り形に
拘りを捨て形に
もの足りなさを実りに
あてもなく形を求め
句点で終える
19:33 2011/09/19月曜日
Good-bye to All That ⅩⅣ Robert Graves 成田悦子訳
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ⅩⅣ夏の進行と共に爆弾の新しいタイプや塹壕‐迫撃砲、より強烈な砲撃、改良されたガス‐マスク、規律の全般的強化がやって来た。僕達は新隊の第一大隊と合流し、比べてみると案山子のように思えた。僕達の大隊はカムブランやキュアンシ塹壕から出て行った、ベチューヌの兵士宿舎や隣接する村々共々。この時まで僕は第一分割の悲観論を...
1 週間前