あさはかな心に潜む思惑
舌はあることないことを知っている
人に備わっていないはずの太い足首
けがれた世の中を外れると
つまらない明かりを点けたがる
こころの裡(うち)に起こる事がらは
泣いたり笑ったりして終わってしまう
こころが晴れると言っても
こころが曇ることもないので
こころの空はぼかして灰
ふんわりと雲
中心は膨らんでいるか窪んでいるか
雛鳥はいつか巣から飛び立つか其処で死ぬ
顔は形が良いか悪いか
この上なく遠い海
この上なく高い空
前を行く人
後ろに付く人
生まれつきと言っては
集(たか)り
組み合わせ関る
10:13 2011/09/10土曜日
Good-bye to All That ⅩⅣ Robert Graves 成田悦子訳
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ⅩⅣ夏の進行と共に爆弾の新しいタイプや塹壕‐迫撃砲、より強烈な砲撃、改良されたガス‐マスク、規律の全般的強化がやって来た。僕達は新隊の第一大隊と合流し、比べてみると案山子のように思えた。僕達の大隊はカムブランやキュアンシ塹壕から出て行った、ベチューヌの兵士宿舎や隣接する村々共々。この時まで僕は第一分割の悲観論を...
3 週間前