棘のあるケダモノに追われ
狭まり塞がれる弁明の道
思いの通りを駆け過ぎ
待ち望む輝き
疵ついたつきひ
今も昔も高潔の港はさびしい
空は虚しく
人は心許(こころもと)ない
此の世に生まれて美しく咲く
裂けた絵と文字をじっと見る
此の世に生まれて美しく咲く
まるで折れた枝
つぼみは開く前に腐り
葉は青くなる前に落ちる
指のないケダモノに支配され
追い詰められ鎖される道
思いは通りを駆け抜け
光に向かう
15:57 2011/09/21水曜日
Good-bye to All That ⅩⅣ Robert Graves 成田悦子訳
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ⅩⅣ夏の進行と共に爆弾の新しいタイプや塹壕‐迫撃砲、より強烈な砲撃、改良されたガス‐マスク、規律の全般的強化がやって来た。僕達は新隊の第一大隊と合流し、比べてみると案山子のように思えた。僕達の大隊はカムブランやキュアンシ塹壕から出て行った、ベチューヌの兵士宿舎や隣接する村々共々。この時まで僕は第一分割の悲観論を...
3 週間前