朝日に愛しい花は開く
在りの侭を真っ直ぐに受け止め
切り離された場所に佇む
痛みは決まって近道を通ってやって来る
思いが沈む
夕陽が沈む
海と空との間にて寄る辺なく
炭のような鳥、波間に沈む
愛しい花降り敷く月の光の下(もと)
項垂れる癖
思い患う癖
見るものの形を縛る理(ことわり)
こんな、これだけ、に支配される
18:54 2011/09/9金曜日
Good-bye to All That ⅩⅣ Robert Graves 成田悦子訳
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ⅩⅣ夏の進行と共に爆弾の新しいタイプや塹壕‐迫撃砲、より強烈な砲撃、改良されたガス‐マスク、規律の全般的強化がやって来た。僕達は新隊の第一大隊と合流し、比べてみると案山子のように思えた。僕達の大隊はカムブランやキュアンシ塹壕から出て行った、ベチューヌの兵士宿舎や隣接する村々共々。この時まで僕は第一分割の悲観論を...
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