行われそうもない人間の営み
記憶は死んでしまったか
飾ってあるのは知性か
初めから持ち合わせていないのではない
惜しみなく失えない
古びた言葉
覆う精神(こころ)
学問は存在しない全てだと云うのに
国と共に亡びる
真理は鶏の口先には引っ掛からない
教授は一切を一人で漁り貪り尽くす
世界と隔たるほど谷底に落ち
砂と混ざり合った餌を突付く
彼らは促す連帯を
潮流は
繋がる詩人
繋がる画家
繋がる哲学者
俗界に繋がれた小間使い
思索と孤独の放棄
行われそうもない人間の営み
意志は死んでしまったか
飾ってあるのは頭脳か
初めから持ち合わせていないのではない
思い込んで己(おのれ)を生きない
古びた言葉
覆う精神(こころ)
20:04 2012/06/03日曜日
Good-bye to All That ⅩⅣ Robert Graves 成田悦子訳
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ⅩⅣ夏の進行と共に爆弾の新しいタイプや塹壕‐迫撃砲、より強烈な砲撃、改良されたガス‐マスク、規律の全般的強化がやって来た。僕達は新隊の第一大隊と合流し、比べてみると案山子のように思えた。僕達の大隊はカムブランやキュアンシ塹壕から出て行った、ベチューヌの兵士宿舎や隣接する村々共々。この時まで僕は第一分割の悲観論を...
2 週間前