言葉をうしない口を閉ざす
ありのままを言ってはならない
ぬくもりのある言葉はがらんとして寒い
人は器
塗った釉薬(くすり)が剥がれ落ちる
私に背き大きな言葉を拭い去る
軽はずみに文字を抜く
仄めかす言葉は絶えず身に及ぶ
動かしがたいたそがれ
人は器
深い秋に我を捨て濡れて染まる
戻らない人
戻らないくちびる
無情を向く背
薄い形の日に言葉をうしなう
人は器
白地に伸びやかなすぺりんぐ
15:07 2011/10/15日曜日
Good-bye to All That Robert Graves 成田悦子訳
-
僕のカルトゥジオ修道会での初めの1年間僕が感心した男子は尊敬すべきデスマンドゥ・オ’ブライエン:校内ルール全てを喜んで無視した唯一のカルトゥジオ修道会員。図書室、礼拝堂、そして化学実験室用合鍵でこじ開けながら、彼は夜には彼のハウスから抜け出して入念にそこで物を配置換えをした。オ’ブライエンは校長の書斎にも鍵を持っ...
1 日前