ふはいしてきずのない
よこしまでうららかな
へこんでのらりくらり
偏りに注がれる
おびただしいなまこ
指に生える悪者
似せて作る髪
襟ぐりのペンキ
こころみだれてややもすれば
まことののぞみのむさくるしく
中途半端を逸(そ)れ
長の草鞋(わらじ)並木を過ぎ
生臭い手足の棲む庭に向かう
企みの下書きに朽ちた家
報いのやぶにらみをめもらんだむ
22:46 2011/05/06金曜日
Good-bye to All That ⅩⅣ Robert Graves 成田悦子訳
-
ⅩⅣ夏の進行と共に爆弾の新しいタイプや塹壕‐迫撃砲、より強烈な砲撃、改良されたガス‐マスク、規律の全般的強化がやって来た。僕達は新隊の第一大隊と合流し、比べてみると案山子のように思えた。僕達の大隊はカムブランやキュアンシ塹壕から出て行った、ベチューヌの兵士宿舎や隣接する村々共々。この時まで僕は第一分割の悲観論を...
2 週間前