何となく通り過ぎ振り返る
時として形容しようもないほど
蟠(わだかま)るワタクシ
割れた鏡
どのようにしてみても部分
要素ではなく欠損
遠ざける
遠ざかる
捨てる
捨てられない
其処にワタクシ
旧い思いを告げる
指を折り爪の生えぎわをなぞるように
傍(かたわ)らに添うのは
愛(かな)しいばかりの仮名づかい
割れた鏡
割れた筋道
破壊は付加逆
戻らないワタクシ
22:42 2011/04/26火曜日
Good-bye to All That ⅩⅣ Robert Graves 成田悦子訳
-
ⅩⅣ夏の進行と共に爆弾の新しいタイプや塹壕‐迫撃砲、より強烈な砲撃、改良されたガス‐マスク、規律の全般的強化がやって来た。僕達は新隊の第一大隊と合流し、比べてみると案山子のように思えた。僕達の大隊はカムブランやキュアンシ塹壕から出て行った、ベチューヌの兵士宿舎や隣接する村々共々。この時まで僕は第一分割の悲観論を...
2 週間前