社会関係ってナニサ
言ってミナ
世の中、関係はイラナイ
集(たか)る事を集まるトイウ
ハエが集る
ゴキブリが集る
貴女、国民の健康保険と税金に集ってンジャナイノ?
貴方、消費税に集るノ?
私、親は慕えナイノ
私、かわゆくて、子供に守ラレ世話サレテンノ
愛着シテ養育スル神経回路切ッタノ?
愛着シテ養育スル神経回路切ラレタノ?
愛着スル子って何だか泣かしてみたくナラナイ?
子供は守ラレタクナイ
子供は世話サレタクナイ
守られナイ世話されナイ養育されナイあかちゃんは
神経回路切れテンノ?
何時も親のない子にナリタカッタ私達
神経回路切りたくってナラナカッタノヨ
貴方の神経回路切れてんじゃナイノ?
・
親子関係に於ける利益の追求
ト
育てる技術の向上デスカ?
私達母親と私達の子供は
利益にナラナイ事が好きデス
不幸にナル事も好きデス
失敗も好きデス
成功好きは失敗を何かで補ってイマス
雨が降り
雨が降り
雨が降る
頼りにナラナイ親
当てにナラナイ親
しっかりした子供
自立した子供
育てる技術もナク
愛着させる事もナク
喧嘩しては抱き締めた
ぶっては「ごめんね」と言って
眠った後で泣きながらキスをした
雨が降り雨が降り雨が降る
23:40 2012/03/31土曜日
ベトナムソンミ村のパンさんは、10歳の時、目の前で米兵に両親と兄弟を殺されました。 バンさんは10歳の時、米兵に両親と兄弟を殺されたのを自分の目で見て、自分の心で悲しみを感じ、悲しみの証として涙を流しました。 文部科学省と脳科学者、トヨタが被害者の脳を支配し、夫が死んでも、悲しみの心だけはあるのに、証としての涙も無く、感情もありません。 文部科学省BMI人体実験被害者の私が生きている日々を記憶に留めて下さい。 日本会議、自民・公明・創価学会・民主・社民・国民新党政府・国会議員によって、毎日死刑を言い渡され、、刑(死刑)の執行が行われています。 脅迫・死と隣り合わせの毎日です。
2012年3月31日土曜日
2012年3月30日金曜日
2012年3月29日木曜日
雨 小降りになった雨
小降りになった雨
箇条書きで語り結ぶ実
偽らない心に惹かれ
新しい始まりを求め
一身に問い続ける
間に合わせに命をつなぐ
脈打つ海
黒衣の地
ぶらんこはひたむきにこぐ
揺れて分かれる約束
卑しい女は動物の尻尾を持つ
金品を盗んでは哀れみに間借り
輝きとずれ
べからずの流れに添う
共に在るのは死
22:22 2012/03/29木曜日
箇条書きで語り結ぶ実
偽らない心に惹かれ
新しい始まりを求め
一身に問い続ける
間に合わせに命をつなぐ
脈打つ海
黒衣の地
ぶらんこはひたむきにこぐ
揺れて分かれる約束
卑しい女は動物の尻尾を持つ
金品を盗んでは哀れみに間借り
輝きとずれ
べからずの流れに添う
共に在るのは死
22:22 2012/03/29木曜日
2012年3月28日水曜日
2012年3月27日火曜日
雨 乾いた君そっけなく
乾いた君そっけなく
雨に濡れたい
私は古く
私は年老いて
貴方は若く
貴方は新しいと言えますか?
新しいものと古いもの
どちらに価値がありますか?
どちらかに価値があると言えますか?
私達は生まれ年を取る
何に価値があるか
価値あるものばかりを求めるのもつまらない
価値あるものが何か?
いつも探していたいとは思います
乾いた君そっけなく
雨の吐息に目覚める
若いことはみずみずしいということでした
若い体には渇いた砂の上が似合いました
老いることは女と男が互いにかわゆさを倣(なら)うことです
けれど老いた体は毒を好みます
22:31 2012/03/27火曜日
雨に濡れたい
私は古く
私は年老いて
貴方は若く
貴方は新しいと言えますか?
新しいものと古いもの
どちらに価値がありますか?
どちらかに価値があると言えますか?
私達は生まれ年を取る
何に価値があるか
価値あるものばかりを求めるのもつまらない
価値あるものが何か?
いつも探していたいとは思います
乾いた君そっけなく
雨の吐息に目覚める
若いことはみずみずしいということでした
若い体には渇いた砂の上が似合いました
老いることは女と男が互いにかわゆさを倣(なら)うことです
けれど老いた体は毒を好みます
22:31 2012/03/27火曜日
2012年3月26日月曜日
雨 斯(か)くの如き雨
建つ物が絶えた春
斯(か)くの如き雨
風に乱れ
それでなければ夕暮れに道に迷い
生まれつき皆予備の形
一人違う床の間に身を置く
其の項目に潜んでいる太陽と月
飼い馴らされ後ろ手に
明らめ切れない
仕方のない
盲目(めくら)が寄り合う
神の祭りは人と遠く離れ
揃ってやって行(ゆ)けない
23:40 2012/03/26月曜日
斯(か)くの如き雨
風に乱れ
それでなければ夕暮れに道に迷い
生まれつき皆予備の形
一人違う床の間に身を置く
其の項目に潜んでいる太陽と月
飼い馴らされ後ろ手に
明らめ切れない
仕方のない
盲目(めくら)が寄り合う
神の祭りは人と遠く離れ
揃ってやって行(ゆ)けない
23:40 2012/03/26月曜日
2012年3月25日日曜日
2012年3月24日土曜日
雨 医の頭上に血の雨が降る
昔弾いたピアノ
背く指
自由に雨が降る
落ちる指
徒(いたず)らに雨が降る
人は欠乏に向かう
法は過多に向かう
雨に備える
自由に境も無く隠れ場所も無い
一身に濡れ
隔たる記憶
捨てる現実
精神病院は舌を奪う
光を奪う
不合理を産む
歴史は隔離病棟で作られ
詩人が不安の切符を切る
腐蝕した壁に雨が降る
惜しげなく医の頭上に血の雨が降る
雨は陰鬱に
赤が滲み死を連れ悲しみは地に溢れる
22:33 2012/03/24土曜日
背く指
自由に雨が降る
落ちる指
徒(いたず)らに雨が降る
人は欠乏に向かう
法は過多に向かう
雨に備える
自由に境も無く隠れ場所も無い
一身に濡れ
隔たる記憶
捨てる現実
精神病院は舌を奪う
光を奪う
不合理を産む
歴史は隔離病棟で作られ
詩人が不安の切符を切る
腐蝕した壁に雨が降る
惜しげなく医の頭上に血の雨が降る
雨は陰鬱に
赤が滲み死を連れ悲しみは地に溢れる
22:33 2012/03/24土曜日
2012年3月23日金曜日
雨 秋、赤い雨が降る
日は
横道に逸れ
机の脚は陰として存在する
間違っても見事に思い込む
窓ガラスに口実をつけ
その辺に日が落ちてゆく
漸(ようや)く日が暮れる
人のこころを世が破り
朝(あした)には定まろう野辺に
振れないこころ
揺れながら純情
獄中にて
夏は失われ
秋、赤い雨が降る
日は
愚かな友
委ねた命を以って語る
流れは迷う
無窮に背き、雲と千切れる
22:52 2012/03/23金曜日
横道に逸れ
机の脚は陰として存在する
間違っても見事に思い込む
窓ガラスに口実をつけ
その辺に日が落ちてゆく
漸(ようや)く日が暮れる
人のこころを世が破り
朝(あした)には定まろう野辺に
振れないこころ
揺れながら純情
獄中にて
夏は失われ
秋、赤い雨が降る
日は
愚かな友
委ねた命を以って語る
流れは迷う
無窮に背き、雲と千切れる
22:52 2012/03/23金曜日
2012年3月22日木曜日
雨 飽きて憶えていない
読んでは閉じ読んでも閉じ
飽きて憶えていない
一度その名前
一度横に
仮に空けた段落
雨、途切れ
表紙の色も褪め
物慣れた声
人に過ぎない
もてるくちぶり
錆びた時代を連れ
押し広げる感傷
日の初めは事の終わり
通り、低く受ける雨
時々一行が苛酷で
遊びのように疲れてしまう
うらやましいほど癖のある
つぶやくように結び
つつむように足を踏み入れる
多分、雨
飽きるほど雨
23:19 2012/03/22木曜日
飽きて憶えていない
一度その名前
一度横に
仮に空けた段落
雨、途切れ
表紙の色も褪め
物慣れた声
人に過ぎない
もてるくちぶり
錆びた時代を連れ
押し広げる感傷
日の初めは事の終わり
通り、低く受ける雨
時々一行が苛酷で
遊びのように疲れてしまう
うらやましいほど癖のある
つぶやくように結び
つつむように足を踏み入れる
多分、雨
飽きるほど雨
23:19 2012/03/22木曜日
2012年3月21日水曜日
2012年3月20日火曜日
2012年3月19日月曜日
2012年3月18日日曜日
雨、捨てないで捨てないで
雨、捨てた捨てられた
雨、捨てたい捨てられたい
少女の思い思い出思わせぶり
お古(ふる)のずっく
お古のとらんぷ
雨の日は或るひとに従う
雨の日はひとりよがりな或るかたちをなぞる
雨、捨てないで捨てないで
雨、捨てないで捨てないで
思わせぶりに残らず捨てるの
惜しげもなく瓶に詰めて捨てるの
雨の日は或る約束に従う
雨の日はしめやかに或る否定に根ざす
雨、私は捨て子私は捨てられた子
雨、鞄に詰めて捩(ねじ)って詰めて
生まれてから或る家に泊まり
泊まるお金を払えなくて
雨の日は少し意地を張る
雨の日は身も心も或る星を宿す
23:03 2012/03/18日曜日
雨、捨てたい捨てられたい
少女の思い思い出思わせぶり
お古(ふる)のずっく
お古のとらんぷ
雨の日は或るひとに従う
雨の日はひとりよがりな或るかたちをなぞる
雨、捨てないで捨てないで
雨、捨てないで捨てないで
思わせぶりに残らず捨てるの
惜しげもなく瓶に詰めて捨てるの
雨の日は或る約束に従う
雨の日はしめやかに或る否定に根ざす
雨、私は捨て子私は捨てられた子
雨、鞄に詰めて捩(ねじ)って詰めて
生まれてから或る家に泊まり
泊まるお金を払えなくて
雨の日は少し意地を張る
雨の日は身も心も或る星を宿す
23:03 2012/03/18日曜日
2012年3月17日土曜日
2012年3月16日金曜日
雨 雨は何であろう
雨は何であろう
どのように雨は降るのであろう
足は何も成し得ず
くちびるは誰かを過ぎて
過ぎたあの時を追い詰める
たどたどしくことばが漏れ
遠のいて
雨は何であろう
どのように雨は降るのであろう
降る身に
降る川に
降る海に
黄金色のことばが忘れられ
冷たさがいとおしい
雨に抱かれることは消えることです
揺れ
移ろう
花の
散る花に降る
雨は抱くひとの行き詰るささやきです
濡れる肩はあなたを知らない
くちびるは誰かに開き
開いたいのちを追い詰める
たわいなく吐息が漏れ
遠のいて
雨は何であろう
どのように雨は降るのであろう
22:02 2012/03/16金曜日
どのように雨は降るのであろう
足は何も成し得ず
くちびるは誰かを過ぎて
過ぎたあの時を追い詰める
たどたどしくことばが漏れ
遠のいて
雨は何であろう
どのように雨は降るのであろう
降る身に
降る川に
降る海に
黄金色のことばが忘れられ
冷たさがいとおしい
雨に抱かれることは消えることです
揺れ
移ろう
花の
散る花に降る
雨は抱くひとの行き詰るささやきです
濡れる肩はあなたを知らない
くちびるは誰かに開き
開いたいのちを追い詰める
たわいなく吐息が漏れ
遠のいて
雨は何であろう
どのように雨は降るのであろう
22:02 2012/03/16金曜日
2012年3月15日木曜日
雨 春を告げラレ春に散ると告げラレ
春を告げラレ
一夜眠れない
光に歪んで雨が胸に沈む
樹の辺り灯かりが溢れていた
低い関心を寄せ闇に走る目
春を風に告げラレ
一夜眠れない
遠い砂場に降る雨
低い声の真ん中
少ない変化に絡む鉛
春を告げラレ
一夜眠れない
燕は雨の海辺を走る
私は水の内側で夏を待つ
波が低く声を上げる
生きていたくないと告げ
生きて行けないと告げラレ
遠い砂場に降った雨
春を待てないと告げ
春に散ると告げラレ
22:44 2012/03/15木曜日
一夜眠れない
光に歪んで雨が胸に沈む
樹の辺り灯かりが溢れていた
低い関心を寄せ闇に走る目
春を風に告げラレ
一夜眠れない
遠い砂場に降る雨
低い声の真ん中
少ない変化に絡む鉛
春を告げラレ
一夜眠れない
燕は雨の海辺を走る
私は水の内側で夏を待つ
波が低く声を上げる
生きていたくないと告げ
生きて行けないと告げラレ
遠い砂場に降った雨
春を待てないと告げ
春に散ると告げラレ
22:44 2012/03/15木曜日
2012年3月14日水曜日
2012年3月13日火曜日
2012年3月12日月曜日
雨 女になって
雨が降っていたから
雨が降っていたから
言い訳ばかりする
私は帰りたくないと言った
貴方がどう言ったか覚えている
貴方は部屋を出て行った
私が抱いて欲しかったかと言えばそういう気持ちはなかった
貴方は私をベッドに寝かせ
部屋を出て行った
貴方がどう言ったか忘れていたら
と言っても忘れていても忘れていなくても
貴方はもういない
私は若くはない
貴方はいない
私は生きているのか
生きていないのか
息だけはしている
食事だけは摂っている
帰りたくないのは
電車がなかったそれだけのことだ
電車がもうないと私が思うまで貴方が話したがり
電車がなくなるまで貴方が話したがった
貴方の話を途切れさせることが出来なかった
電車はないけれど、明日の朝までに家に着けばいい
線路伝いに歩いていつか私の家に着くか
途中で道端で休んで朝を待つか
明日の朝
会社に行けばよかった
貴方といることがその時何より大事だったわけでもない
大事だと思うことなど私にはない
雨が降っていたから
雨が降っていたから
言い訳ばかりする
それから
帰りたくない
帰りたくない
そんなことを男に言っては
女になって
21:18 2012/03/12月曜日
雨が降っていたから
言い訳ばかりする
私は帰りたくないと言った
貴方がどう言ったか覚えている
貴方は部屋を出て行った
私が抱いて欲しかったかと言えばそういう気持ちはなかった
貴方は私をベッドに寝かせ
部屋を出て行った
貴方がどう言ったか忘れていたら
と言っても忘れていても忘れていなくても
貴方はもういない
私は若くはない
貴方はいない
私は生きているのか
生きていないのか
息だけはしている
食事だけは摂っている
帰りたくないのは
電車がなかったそれだけのことだ
電車がもうないと私が思うまで貴方が話したがり
電車がなくなるまで貴方が話したがった
貴方の話を途切れさせることが出来なかった
電車はないけれど、明日の朝までに家に着けばいい
線路伝いに歩いていつか私の家に着くか
途中で道端で休んで朝を待つか
明日の朝
会社に行けばよかった
貴方といることがその時何より大事だったわけでもない
大事だと思うことなど私にはない
雨が降っていたから
雨が降っていたから
言い訳ばかりする
それから
帰りたくない
帰りたくない
そんなことを男に言っては
女になって
21:18 2012/03/12月曜日
2012年3月11日日曜日
2012年3月10日土曜日
2012年3月9日金曜日
2012年3月8日木曜日
2012年3月7日水曜日
2012年3月6日火曜日
雨 脳は青く深い湖
言葉を繋ぎ言葉を結び合わせ
言葉を終え
貴方とのことを終え
私が見たのは誇り
受け容れる貴方の目を背に扉を閉じ
途方もなく注がれる雨
どんな貴方でもよく分かります
瞬きもせずに考える姿
助けることが必ずしも支えとは言えません
有る限りの力を出して女は子を産むと言います
貴方は痛みも知らず
ずいぶん声をかけますが
私は痛いし同情は何の痛み止めにもならないし
痛いからと言って死ぬほどのこともない
どんな私でも貴方は分からないと言いました
貴方は貴方で貴方は脳ではない
脳は暗号ではない
記号でもない
何かの前触れを教える情報の収納庫でもない
青く深い湖
燃え尽きては
貴方を満たす青く深い湖
耳を傾けると
刻まれた貴方の時間が
目の前の貴方とは違っている貴方の姿が
言葉を繋ぎ言葉を結び合わせ
言葉を終え
貴方とのことを終え
私が見たのは誇り
人を攻め渇いては
途方もなく注がれる雨
21:43 2012/03/06火曜日
言葉を終え
貴方とのことを終え
私が見たのは誇り
受け容れる貴方の目を背に扉を閉じ
途方もなく注がれる雨
どんな貴方でもよく分かります
瞬きもせずに考える姿
助けることが必ずしも支えとは言えません
有る限りの力を出して女は子を産むと言います
貴方は痛みも知らず
ずいぶん声をかけますが
私は痛いし同情は何の痛み止めにもならないし
痛いからと言って死ぬほどのこともない
どんな私でも貴方は分からないと言いました
貴方は貴方で貴方は脳ではない
脳は暗号ではない
記号でもない
何かの前触れを教える情報の収納庫でもない
青く深い湖
燃え尽きては
貴方を満たす青く深い湖
耳を傾けると
刻まれた貴方の時間が
目の前の貴方とは違っている貴方の姿が
言葉を繋ぎ言葉を結び合わせ
言葉を終え
貴方とのことを終え
私が見たのは誇り
人を攻め渇いては
途方もなく注がれる雨
21:43 2012/03/06火曜日
2012年3月5日月曜日
雨 逃げ出せない靴
ベンチはいつも雨に濡れなければならないから
投げやりな足は
生まれてから染め上げた青い空の色を待たなければならないから
逃げ出せない惨めさを
ぶ厚い雲が口を噤んでじっとして待つていてくれるから
ひとりじゃないんだと腕を開いて抱き締めて
ひとりじゃないんだと手紙に書いて送って
ベンチではもうひとりじゃないから何も思い出せないから
触れ合った手は
部屋の外、満ちた青い空がどこにあるのか分かったから
逃げ出せない靴を
流した雨が降るのを待たなければならないから
ひとりじゃないんだと腕を開いて抱き締めて
ひとりじゃないんだと手紙に書いて送って
ベンチでは忘れられたぶ厚いノートを雨が埋め尽くす
きれいな服を見つけたら貴方を許せるから
そうしたら閉じ込めた青い空の色を思い出せるから
ひとりじゃないんだと腕を開いて抱き締めて
ひとりじゃないんだと手紙に書いて送って
23:13 2012/03/05月曜日
投げやりな足は
生まれてから染め上げた青い空の色を待たなければならないから
逃げ出せない惨めさを
ぶ厚い雲が口を噤んでじっとして待つていてくれるから
ひとりじゃないんだと腕を開いて抱き締めて
ひとりじゃないんだと手紙に書いて送って
ベンチではもうひとりじゃないから何も思い出せないから
触れ合った手は
部屋の外、満ちた青い空がどこにあるのか分かったから
逃げ出せない靴を
流した雨が降るのを待たなければならないから
ひとりじゃないんだと腕を開いて抱き締めて
ひとりじゃないんだと手紙に書いて送って
ベンチでは忘れられたぶ厚いノートを雨が埋め尽くす
きれいな服を見つけたら貴方を許せるから
そうしたら閉じ込めた青い空の色を思い出せるから
ひとりじゃないんだと腕を開いて抱き締めて
ひとりじゃないんだと手紙に書いて送って
23:13 2012/03/05月曜日
2012年3月4日日曜日
雨 誰かが雨が死ぬ
雨が降る
何事もないわけではない
雨が降る
雨は降る
雨が射る
穢れた世に雨が降る
汚れた水が雨が降る
雨が降る
いろいろあるわけである
雨が死ぬ
木々が死ぬ
大地が死ぬ
誰かが死ぬ
見詰める間に雨が降る
破滅した人に雨が降る
雨が降る
セックスとドラッグの欲望を満たす人々
猿に似た真理の遂行
軽はずみな祈りの誰かが
誰かが悪いの
誰かに苛められたの誰かに
だから誰もを陥れるの誰でも
人も此の世もとらえどころがないから不安なの
雨が降る
幸せに
幸せな人に
幸せな家族に
何もなければないで
何かがあればあったで
幸福は不幸に変わる
雨が降る
雨が降る
雨が死ぬ
木々が死ぬ
大地が死ぬ
誰かが死ぬ
21:26 2012/03/04日曜日
何事もないわけではない
雨が降る
雨は降る
雨が射る
穢れた世に雨が降る
汚れた水が雨が降る
雨が降る
いろいろあるわけである
雨が死ぬ
木々が死ぬ
大地が死ぬ
誰かが死ぬ
見詰める間に雨が降る
破滅した人に雨が降る
雨が降る
セックスとドラッグの欲望を満たす人々
猿に似た真理の遂行
軽はずみな祈りの誰かが
誰かが悪いの
誰かに苛められたの誰かに
だから誰もを陥れるの誰でも
人も此の世もとらえどころがないから不安なの
雨が降る
幸せに
幸せな人に
幸せな家族に
何もなければないで
何かがあればあったで
幸福は不幸に変わる
雨が降る
雨が降る
雨が死ぬ
木々が死ぬ
大地が死ぬ
誰かが死ぬ
21:26 2012/03/04日曜日
2012年3月3日土曜日
雨 詩的自由を取り戻さなきゃ
雨に打たれたいのね
突き詰めて考えないで
詩的自由に拘り塗り込める仮構の暗い空
鳥を放てば貴方は自由になり
空は何時の間にか晴れる
雨の夜
恋を分析してはいけないわ
詩を限定してはいけないわ
私をひとりの詩人として断絶しないで
貴方は疎外されたいの?
それとも虚無に向かいたいの?
あんなにつまらない否定
女にまで逃げられてしまう
詩的自由とは
誰かが母を産むと書くと
誰かは父を産むと書くこと
言葉を紙に並べて集めて仕舞うと
実に不自由
小雨の庭でさえ
言葉はこんなにも不自由
人に触れるとなおさら不自由
数知れない言葉を拒否し
こともなげにくちびるを奪う方がいいわね
22:50 2012/03/03土曜日
突き詰めて考えないで
詩的自由に拘り塗り込める仮構の暗い空
鳥を放てば貴方は自由になり
空は何時の間にか晴れる
雨の夜
恋を分析してはいけないわ
詩を限定してはいけないわ
私をひとりの詩人として断絶しないで
貴方は疎外されたいの?
それとも虚無に向かいたいの?
あんなにつまらない否定
女にまで逃げられてしまう
詩的自由とは
誰かが母を産むと書くと
誰かは父を産むと書くこと
言葉を紙に並べて集めて仕舞うと
実に不自由
小雨の庭でさえ
言葉はこんなにも不自由
人に触れるとなおさら不自由
数知れない言葉を拒否し
こともなげにくちびるを奪う方がいいわね
22:50 2012/03/03土曜日
2012年3月2日金曜日
雨 雨はおしゃべり
雨はおしゃべり
絶え間ない小鳥の震え
こっそり泣いてないで
空から降りて来て
ダンスを踊って
歌も歌って
私が溜息をついたら
忍び込んで
包み込んで
手練手管は置き去りにして
あなたによれば
虚栄は口に出さないと大して意味がない
けれども
無頓着(むとんじゃく)よりまし
雨はおしゃべり
見限らない夕暮れの痛み
密かに冷たくしないで
空から流れて落ちて
祈りを聞いて
願いも叶えて
あの人が傘を開いたら
潜り込んで
しがみついて
指が触れると気が遠くなるほどの感ちがい
あなたによれば
告白は口に出さないと大して意味がない
けれども
諦めよりまし
雨はおしゃべり
オレンジグレイに包まれて
降り続く雨
長続きする物語り
低い声で
一言も言わないで
私が手を離したら
押し流して
解き放って
欠伸には決して耳を貸さないで
あなたによれば
虚栄は口に出さないと大して意味がない
けれども
無頓着(むとんじゃく)よりまし
23:58 2012/03/02金曜日
絶え間ない小鳥の震え
こっそり泣いてないで
空から降りて来て
ダンスを踊って
歌も歌って
私が溜息をついたら
忍び込んで
包み込んで
手練手管は置き去りにして
あなたによれば
虚栄は口に出さないと大して意味がない
けれども
無頓着(むとんじゃく)よりまし
雨はおしゃべり
見限らない夕暮れの痛み
密かに冷たくしないで
空から流れて落ちて
祈りを聞いて
願いも叶えて
あの人が傘を開いたら
潜り込んで
しがみついて
指が触れると気が遠くなるほどの感ちがい
あなたによれば
告白は口に出さないと大して意味がない
けれども
諦めよりまし
雨はおしゃべり
オレンジグレイに包まれて
降り続く雨
長続きする物語り
低い声で
一言も言わないで
私が手を離したら
押し流して
解き放って
欠伸には決して耳を貸さないで
あなたによれば
虚栄は口に出さないと大して意味がない
けれども
無頓着(むとんじゃく)よりまし
23:58 2012/03/02金曜日
2012年3月1日木曜日
雨 君は何を疲れ何に疲れ何故疲れた
タバコヲ止めた
裸体が開かれ
部屋に通される都度
愚図な女を相手に嘘をついては
肉体的に落ち易い厄介さを楽しむ
君の音楽を聴いている
みずみずしい音
潮が満ちて引き
君の無駄で馴染みの無い音がある
冷えて激しい音
褪めて激しい詩(ことば)
目を閉じ君の声を聞いている
待ち望んでいた雨
幸いが口を塞ぐ
言い終わらないうちに雨
激しい雨
雨
恋する女に
慰めの
往来に出ると雨
腕を流れ
落ちる雨
君の音が滴(したた)る
女の道は何時も子供が道を塞ぐ
激しい雨
雨
恋する女を
宥(なだ)めるように
走り出すと疑い始めている
君は何を疲れ
何に疲れ
何故疲れた
妙に装ってみたところで雨
冷淡な雨
雨
恋する女の
均整の取れた
足に
雨
23:02 2012/03/01木曜日
裸体が開かれ
部屋に通される都度
愚図な女を相手に嘘をついては
肉体的に落ち易い厄介さを楽しむ
君の音楽を聴いている
みずみずしい音
潮が満ちて引き
君の無駄で馴染みの無い音がある
冷えて激しい音
褪めて激しい詩(ことば)
目を閉じ君の声を聞いている
待ち望んでいた雨
幸いが口を塞ぐ
言い終わらないうちに雨
激しい雨
雨
恋する女に
慰めの
往来に出ると雨
腕を流れ
落ちる雨
君の音が滴(したた)る
女の道は何時も子供が道を塞ぐ
激しい雨
雨
恋する女を
宥(なだ)めるように
走り出すと疑い始めている
君は何を疲れ
何に疲れ
何故疲れた
妙に装ってみたところで雨
冷淡な雨
雨
恋する女の
均整の取れた
足に
雨
23:02 2012/03/01木曜日