2011年8月26日金曜日

砂も冷え

ありのままでは足りない
ざらざらした肌で男を誘う
憂えを模倣したい季節
あてもなく後ろ向きに歩く

眠りから起きると
身が冷え
わずかに覚えている
守るという作業
さびしいという感慨
シャリシャリと夏の背中
鏡に写る砂も冷え

21:41 2011/08/26金曜日

昨日と詩と一緒に非公開にされていましたので、もう一度投稿します。